さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸東京たてもの園(東京都小金井市・小金井公園内)。古い建物の屋外展示がいっぱい

先日ふと予定のない休みがとれたので、都内で近場のお出かけを、と思い、小金井市・小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」をぶらぶら歩いて来ました。 東京駅から中央線で30分ちょっと、JR武蔵小金井駅からバスで数分のところ、少し頑張れば歩ける距…

営業職に「ノルマ」は必ずある。厳しい一方、人事評価上フェアな面も

だいぶ前、かんぽ生命の営業トラブルがメディアに取り上げられていました。 営業員への過剰なノルマが問題の原因とされ、記者会見の場では経営陣が「今後はノルマを撤廃する」と頭を下げました。 これを見ていて疑問に思ったのです。 「ノルマをなくして、営…

「いくつに見える?」と尋ねられると、返答に困る

面と向かってあからさまに尋ねることがタブーとされる数字。 男性に対しては「収入」、女性に対しては「年齢」と言われます。 そのくらい、女性に年齢を尋ねることはデリケートなことなのでしょう。 もちろん、そんなことは常識以前の問題で、だからこそ年齢…

織物の街をゆっくり歩いた思い出~全都道府県旅行記・群馬県

栃木県同様群馬県も、東京から近距離にありながら、わざわざ出かけて行く機会は少ない県の1つです。 東北・北海道方面に向かう時に通過するわけでもなく、その点でますます縁遠い。 そこで、前回の栃木県旅行の際、せっかくなので足尾銅山から群馬県の一部…

【番組紹介】一般人との交流がほのぼのする「1億人の大質問!?笑ってコラえて」

日テレ系で水曜日午後8時から放映中。 視聴率競争の激しいゴールデンタイムにあって、若干スタイルを変えながらも基本的コンセプトは守りつつ、23年も続く超長寿番組です。 そのコンセプトとは、「日本中にいるさまざまな素晴らしい人たちを紹介すること…

【懐かしい歌No.19】「燃える秋」ハイ・ファイ・セット

同名の映画の主題歌として、1978年に発売されました。 女性1人に男性2人。 ドリカムやELT・いきものがかりの「先輩」的構成による3人組ですが、決定的に異なるのは、3人がきちんとハモっている点。 もともとは、5人組の「赤い鳥」というユニット…

固有名詞が見えてこない「高官」「関係者」「情報通」のメディア発言は、本当に信用できるのか

お堅い政治ニュースでは、 「政府高官の話では」 「政府関係筋によれば」 「党関係者によれば」 といった呼び方をよく耳にします。 この「高官」「関係筋」「関係者」って、具体的にいったい誰なのでしょう? ちゃんと言葉の定義、ランク分け(当てはめ)が…

「ゼロ」と「零」は使い分ける意味があった。さらにもう一つの呼び名も…

ゼロ(Zero)と零(れい)。 数字で書くとどちらも「0」なので、単に英語と日本語の差だけで、両者に実質的な違いはないものと思って過ごしてきました。 しかし、厳密には両者には違いがあるようです。 「ゼロ」とは「皆無」、つまり「まったくない」の意味…

ぼかし(モザイク)を入れても隠し切れないことがある

映像におけるモザイク処理は、なにもアダルト関係に限ったことではありません。 通常のTV放送でも、ごく日常的に使用されています。 最も一般的なのが、スポンサーに対する配慮でしょう。 映像の中にスポンサーのライバル企業の名称や商品が入り込んでしま…

ネガティブに語られがちな「一発屋」(芸人・歌手)だが、実に偉大だと思う

「一発屋」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか? おそらく大半は「線香花火のように一瞬だけ輝いて、そのあとは落ちて(消えて)しまう存在」かと思います。 お笑いの世界では毎年のように、文字通り「一発ギャグ」を武器にしてメディアに露出す…

市町村合併で失われる、風情ある地名

「平成の大合併」がピークを迎えた2005年から、はや14年が経ちました。 それ以前にも、大規模な市町村合併はたくさんありました。 その昔、国内最大の合併劇は、北九州市の誕生でした。 九州初の政令指定都市誕生のため、人口規模が比較的近く、かつ地…

グループからの「卒業」という名の脱退は、芸能界からの「消滅」への道

本当の歌唱力で勝負できる「ソロ歌手」待望は、もはや夢。 グループ歌手全盛時代です。 AKBファミリーしかり、ジャニーズ系しかり。 特に女子グループの場合、ユニットとしての延命・新陳代謝を図るべく、「卒業」という美名のもとに、メンバーの脱退・加…

【懐かしい歌No.18】「窓」桜田淳子

その昔一世を風靡した「花の中3トリオ」の一人、桜田淳子。 14歳でのデビューからトップアイドルとして活躍したのは、5年間ほど。 その間のヒット曲も、今では完全に懐メロ化していますが、この曲は、そこからさらに数年、デビューからは10年近く経っ…

【番組紹介】人生の思い出に出てみたかった「スター誕生!」

70年代から80年代にかけて12年間もの間、日テレ系で日曜の午前11時台に放送され、最高視聴率30%近くをあげていたオーディション番組がありました。 その名は「スター誕生!」 古くは「花の中3トリオ」から岩崎宏美、ピンクレディー、中森明菜、…

「読者一覧」を上から下まで見てみたら、不思議なことに気づいてしまった

4日前に載せた記事。 saewataru.hatenablog.com 今日はその検証のような内容です。 もう少しで、開設7か月。開設日からの毎日更新も200を超えて継続中です。 その根底にあるのは、やはり「読まれたい願望」。 saewataru.hatenablog.com まず興味のある記事…

コーヒーが飲めないと、なにげない日常生活で困ることがある

私は、コーヒーが飲めません。 「飲めないわけではないけれど、あまり積極的に飲みたいとは思わない」と言った方が正確でしょうか。 こんな人種は、かなり珍しいのかもしれません。 アルコールのように「体質的に受け付けない」ならば周囲の理解も得られやす…

「作曲接待」のほろ苦い思い出~全都道府県旅行記・栃木県その2

栃木県で有名な温泉と聞かれてまず真っ先に思い浮かぶのが、鬼怒川温泉です。 同じく県内だけでなく全国的にも有数の観光地、日光にもほど近く、日光を観光して宿泊は鬼怒川で、といったコースも定番です。 私もそのコースに沿って、日光・鬼怒川を歩いたこ…

東京から移動する際の「鉄道」と「飛行機」の分岐点

鉄道イノチの私は、移動する際極力鉄道を使いたい派です。 しかし、仕事柄国内遠方だけでなく、海外への出張の機会も何回もありました。 仕事とあらば、飛行機を使わざるを得ないので仕方なく使うのですが、飛行機は何回乗っても「楽しんで」乗れない。 もの…

【超個人的見解】長文・多画像ブログと「読者ファースト」~常連読者の少ないブロガーのホンネ

以前からずっと気になっていたこと。 でも、赤裸々に記事に書くのははばかられると思い、控えてきました。 こんなホンネをアップしたら、一層読者離れを招いてしまうと危惧しつつ。 さまざまな記事でよく話題にされているのが、記事の「文字数」です。 こと…

【懐かしい歌No.17】「あなたのキスを数えましょう」小柳ゆき

3日前に「本格的ヴォーカリスト」の出現を願う投稿をしましたが、書きながら思い出したのが、彼女の存在です。 saewataru.hatenablog.com 1999年9月に発売のデビュー曲。 オリコン最高順位は7位でしたが、その後1年近くにわたってチャートインし続け…

【番組紹介】「サザエさん」を飛ばして見てしまうお散歩番組のパイオニア「モヤモヤさまぁ~ず2」

在京民放の「風雲児」テレビ東京が、日曜の深夜枠から18時30分~19時54分のゴールデンタイムに昇格させてからはや9年。 各局が視聴率競争を繰り広げる時間帯において、放送開始から12年を迎えなお生き残っている、リッパな「長寿番組」のひとつで…

ニュースと言えばNHKの「盤石感」。ただし、ちょっと気になる言い回しも

「ニュースを含め、情報はすべてネットでOK」 「テレビなんて見る必要がない」 そんな世の中になりつつあるようですが、実際に家にテレビが「ない」人の割合はどのくらいなのでしょう? 全世帯の8%。 20代に限ると14%という調査結果がありました。 …

本格的なヴォーカリストの歌を聴きたい~ポイントは3つ

ヴァイオリンを習っていたら「クラシック音楽」ばかりに興味が行きそうなところです。 事実、学生時代に所属していたオーケストラメンバーたちのほとんどは「クラシック・いのち」。 極端な話、「クラシック以外は音楽ではない」的考え方の持ち主もけっこう…

ピアノへのあこがれ~「ひとりオーケストラ」が出来る唯一の楽器

世の中にはいろいろな楽器があります。 自分は物心ついた時からヴァイオリンと共に生きているので、ほかの楽器の良さを客観的に言える立場ではないのですが、「うまく演奏できれば楽しいだろうなぁ」と思える一番の楽器が、そう、ピアノです。 ピアノを自在…

駅の「両側」に「街」がある~東京だけの特徴

狭い面積に国全体の1割以上の人口が集まる巨大都市・東京。 そのスケールは、県庁所在地1個分サイズ以上の市街地が各駅ごとに存在しているかのような大きさです。 今後、過去・現在において好きな街についても語っていければと考えていますが… 今日は「鉄…

【200日連続更新を記念?して】再び考える~話し言葉に「とかとかとかとか」とか(!)があふれまくっている件

本日、200日連続更新に到達しました。 さて、日常会話で「~とか」が乱用されていることが、個人的に気になっています。 「日本語の変化(乱れ)」に人一倍敏感で、それがこのブログを始めるきっかけのひとつであったと言っても良いほどです。 以前も取り上…

【懐かしい歌No.16】「お別れですあなた」ザ・ピーナッツ

まだTV放送が全面カラー化される前の1960年代、「ザ・ピーナッツ」という名の双子歌手が活躍していました。 ベートーベンの「エリーゼのために」をモチーフにした「情熱の花」(のちにザ・ヴィーナスが「キッスは目にして」でカバー)をはじめ、「恋の…

「えぇ!ウソ―!」コメントと「VTR巻き戻し」がなければ、1時間のバラエティー番組は15分で足りる

おととい、生放送のタイムチェックは大変だが、収録番組は拘束時間が長くて、別の意味で大変、という話をしました。saewataru.hatenablog.com しかし、収録に数時間もの時間をかけて、それを1時間に「凝縮」しているはずの番組(特にバラエティー番組)を視…

他人や過去の自分と「比べて」いたら、幸せは訪れない

「人生楽ありゃ苦もあるさ」と、過去の時代劇主題歌の歌詞にありましたが、日々の生活はまさに楽しかったり、苦しかったり。 カラダもココロも、ウキウキだったりボロボロだったり。 特に心が弱っている時は、楽しそうにしている人・華やかに活躍している人…

生放送のタイムチェックはきめ細かくて大変~出演経験より

テレビ・ラジオともに、ニュース・情報番組は、その特性からして「生放送」が基本です。 放送時間の枠内に、あらかじめ決められた内容を、過不足なくすべて盛り込まなければなりません。 加えて、放送中に急なニュースが飛び込んでくることも多々あります。 …