さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

【懐かしい歌No.18】「窓」桜田淳子

その昔一世を風靡した「花の中3トリオ」の一人、桜田淳子

14歳でのデビューからトップアイドルとして活躍したのは、5年間ほど。

その間のヒット曲も、今では完全に懐メロ化していますが、この曲は、そこからさらに数年、デビューからは10年近く経ってからリリースされた歌。

セールス実績も振るわずじまいでした。

リリースされたラストから2枚目のシングルです。

 

この動画の年代が明らかではありませんが、シングル発売年(1982年)と考えると、彼女が24歳ごろのものと思われます。

率直なところ、彼女のファンというわけではありませんでした。

むしろ、「中3トリオ」の中での私自身の位置づけは、常に3番手でした。

最盛期にメディアへの露出が多く、テレビをつけていれば見ない日はないほどの人気の中でも、その楽曲自体に積極的に耳を傾けることはありませんでした。

 

ところが、芸能生活の「晩年」近くになって、一見シャンソンを思わせるような、J-POPには非常に珍しい3拍子のこの曲に出会い、惹かれてしまったのです。

恋する人を想う女性が、自分を窓辺に咲く花になぞらえる切ないラブソング。

ラストに「窓窓窓…」と34回も繰り返すフレーズが、印象的です。

(カラオケ画面の字幕がスゴイことになります)

 

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