【懐かしい歌No.17】「あなたのキスを数えましょう」小柳ゆき
3日前に「本格的ヴォーカリスト」の出現を願う投稿をしましたが、書きながら思い出したのが、彼女の存在です。
1999年9月に発売のデビュー曲。
オリコン最高順位は7位でしたが、その後1年近くにわたってチャートインし続けるというロングヒットとなりました。
翌2000年には紅白にも初出場し、圧巻のステージを披露しています。
このハイレベルなバラードナンバーを歌った彼女は、シングル発売時なんと17歳。
にもかかわらず、この圧倒的な迫力。
「スゴイ歌手が出て来た!」
それが第一印象でした。
その歌唱法には好き嫌いの分かれるところもありそうですが、このパワフルさと表現力の高さを、まずは評価したいと思います。
特にしびれるのは、リフレインからキー「+1」のサビに向かう途中の、英語によるDメロフレーズの部分。
カラオケでよくチャレンジするのですが、いいトシしたおっさんが17歳にいまだに敵いません。
デビュー曲のインパクトがあまりに大き過ぎたせいか、3枚目のシングルとしてリリースしたアップテンポの「愛情」や、オリコン初の1位を獲得した「be alive」の存在がかすんでしまうほど。
その後、表舞台ではあまり見かけることがなくなってしまいましたが、アラフォーになった彼女の歌声がどうなっているのか、ふと気になります。