コーヒーが飲めないと、なにげない日常生活で困ることがある
私は、コーヒーが飲めません。
「飲めないわけではないけれど、あまり積極的に飲みたいとは思わない」と言った方が正確でしょうか。
こんな人種は、かなり珍しいのかもしれません。
アルコールのように「体質的に受け付けない」ならば周囲の理解も得られやすいのでしょうが、単なる好みのレベルなので、世間サマにはなかなか通用しません。
飲むと、かえってノドの渇きを覚えてしまう。
また、夜遅い時刻だと、確実に眠れなくなる。
ミルクや砂糖がないと、よけいにひどくなる。
個人的にはけっこう深刻な事態なのです。
でも、日常生活の中での付き合いに、コーヒーは欠かせません。
お昼を食べに行ったあと、「ちょっとコーヒーでも…」はごく普通のことです。
そんな時立ち寄るのは、たいてい手軽なコーヒー専門店。
もちろん、コーヒー以外の飲み物メニューもまったくないわけではありませんが、総じてコーヒーより割高になる。
たとえば先方のおごりで行ったりするシチュエーションだと、「独自のオーダー」が出来る雰囲気ではなく、相手と同じものやいちばん安いもの(結局コーヒー)を頼んだり、ということになります。
商談で他社を訪問した際も、熱い日本茶が出てくる場合が一般的ながら、最近はインスタントコーヒーのケースがずいぶん多くなりました。
これが海外だったりすると、欧米・アジア問わず、まず例外なくコーヒーが出てきます。
ノドが渇いていて水分は欲しい。
でも、目の前にはコーヒーしかない。
結局、ひと口ふた口つける程度で終わってしまう。
どうにもならないことなのですが、こんな人間もいるのです。
何とか克服できたらいいのにと思います。