さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

我が街・暮らした街

まったく同じ名称の市名や区名が全国にこんなにある。表記は違うが同じ読み方の市名も

昨年、日本人の苗字の多様性についての記事を載せました。 saewataru.hatenablog.com 苗字は、出身地と深く関連していると言われます。 地名にも同じような特徴があるのでは? すなわち、地名も実に多種多様なのではないか?と思うことがあります。 その一方…

「住みたい街ランキング」の不思議。基準は「駅」単位。だとしたら上位の街は本当に「住める」のか?

「住みたい街ランキング」。 マスメディアでも、よく取り上げられるワードです。 住宅・不動産会社「SUUMO」が発表した関東版「総合ランキング」によると、 1位から10位までは、以下の名前が挙がっています。 (近畿版・中京版など、ほかのエリアの…

【人生で厄年が3年✖4=12年も?とは考えたくない】都内随一の厄除け大師・足立区「西新井大師」。プチ散策の思い出 追記)ブロガーバトン、ご指名がお二人から。お渡し先は?

都内に意外に多い「公園・緑地」。 「プチ外出気分」を味わうのも、また興味深いものです。 saewataru.hatenablog.com saewataru.hatenablog.com また都内には、「明治神宮」や「靖国神社」はたまた「浅草寺」など、大規模かつ有名な寺社仏閣も意外にたくさ…

本州以外出身の人が、出身県を明言しない不思議

初対面の人と話す。 また必ずしも初対面でなくても、 出身地・地元 を話のネタにすることはよくあると思います。 話を始めるきっかけとして、比較的無難な世間話のひとつになる話題です。 定期的に購読して下さっている方はすでにお気づきと思いますが、私は…

【なんでやねん!】おばちゃんのファッションは派手なのに、なぜか渋い黒塗りが多い大阪のタクシー。そのワケは

タクシーと言えば、一般車とは違うさまざまな色の塗装が施されているのが普通、との感覚があります。 ニューヨークの「イエローキャブ」は世界的に有名ですが、東京で見かけるタクシーも車体が緑だったりオレンジだったりけっこう派手で、遠くからでもすぐわ…

衝撃!大阪には「きつねそば・たぬきうどん」がなかった。さらに京都では

食事の時間がない時、ちょっと小腹を満たしたい時、手軽に入る立ち食いそば屋。 社会人になって初めて大阪で暮らすことになり、ある時お店に入りました。 東京にいた頃から、上に天かすの乗った「たぬきそば・うどん」が好きで、よく注文していました。 その…

「江戸っ子」の定義は本当に限定的、まさに「絶滅危惧種」。江戸弁は立派な「方言」

現在の東京在住者のうち、都内で生まれた者は半数以下、過半数は地方からの上京組… そんな調査もあるくらいですから、東京は各地からの寄せ集めの街とも言えそうです。 では、都内出身者はみな「江戸っ子」と呼ばれるのか? ご存知の通り答えはNoで、「江…

お店はイヤなら行かずに済むが、電車やバスはお客なのに選べない

飲食店に行くとします。 もし不味ければ、もうその店には行こうとはしないでしょう。 また、接客態度の悪いスタッフがいたらやはりイメージが悪くなって、同じ結果になります。 客は店側の「商品プラスサービス」全体に対して、対価を払っているのです。 逆…

都区内の住宅地の真ん中に「渓谷」があるなんて!~世田谷区・等々力渓谷

東京都内。 しかも23区内と言えば… 「各駅に繁華街があって、周囲は住宅だらけで、やたら人が多くて…」 といったイメージばかりが目立ちます。 以前の記事でも、さらに都心部では「駅」の両側が開けて繁華街が形成されているのがユニークな特徴であること…

日本一有名なスクランブル交差点。思い出いっぱいの街~渋谷

東京、特に23区内には駅ごとに「繁華街」があって、その集合体で東京という超巨大都市が出来上がっています。 そんな各駅の街。 それぞれ良いところ・好きなところがありますが、自分の中で一番なのは、おそらく「日本一有名なスクランブル交差点」を擁す…

初詣といえば寺社、寺社といえば京都。穴場的お参りスポット「平野神社」

ニッポン人として、1年の始まりはやはりどこかへ初詣、という気分になります。 どこへもお参りしないと、良い年にならないような… (関東であれば)明治神宮や浅草寺、川崎大師、成田山新勝寺など有名なお参りどころは、お正月期間中だけで毎年200~30…

NHKのミニテーマパーク「スタジオパーク」(渋谷区)と、放送の歴史を伝える「放送博物館」(港区)

渋谷駅から、国内有数のオシャレなショッピングロードである公園通りの坂道をゆっくり上がり切ったところ。 もしくは、原宿駅から広大な代々木公園を横目に見ながら進むと、代々木競技場を背にする形で、NHKホールが姿を見せます。 「おぉ、ここで紅白や…

都内の鉄道網「相互乗り入れ」のメリット・デメリット

東京都内の鉄道網は、JR・各私鉄・地下鉄が入り乱れて、まさに「網の目」状態になっています。 朝夕のラッシュタイムには、どの路線も大変な混雑になります。 毎日何万・何十万の人たちが一斉移動しているわけですから、当然といえば当然です。 saewataru.…

広大な緑地が案外いくつもある都心。意外に知られていない穴場「国立科学博物館附属自然植物園」

東京都内、特に山手線の内側の「都心部」と言えば、どこも高層ビルの建ち並ぶ人口密集地、というイメージが強いでしょう。 しかし、NYのマンハッタンに巨大な緑地公園、セントラルパークがあるように、都心にも広大な緑地が数多くあるのです。 最も有名な…

皇居周りは、ランナーの「聖地」だけではなく、恰好のサイクリングロードでもある

皇居1周、約5キロが、マラソンランナーにお馴染みのコースとして知られているのは有名な話です。 最近は「ランステ」(ランナーステーション)として、着替え用のロッカーやシャワールームまで整備されているので、気軽にランニングを楽しめるようです。 …

国内で「中部地方」の扱いだけが揺れ動いている

昔、学校で地理の時間に、日本には8つの地方区分があることを学びました。 北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州沖縄の8つ。 行政機関も会社の支社・支店網も、おおむねこれによって区分されていることが多いです。 地政学的にも経済的にも、…

山手線トリビア~住所と違う駅名、住所にない駅名

「旅の思い出」カテゴリーからお分かりの通り、私は地理に非常に興味があり、実際に現地を訪ねたいという思いから、鉄道旅を敢行しています。 むしろ逆に、鉄道が好きであちこち乗っていたら、いろいろな土地に惹かれるようになった、と言った方が正しいでし…

心に残る「万博」と言えば、圧倒的に1970大阪万博(テーマソング付き)

昨日つくば万博の話をしていて、思い出しました。 2025年、再び大阪で万博が開催されることを。 万博は、今でも世界のどこかの国で定期的に行われているのでしょうが、メディアでの取り上げられ方や世間的な注目度は、同じく世界規模で行われるオリンピ…

江戸東京たてもの園(東京都小金井市・小金井公園内)。古い建物の屋外展示がいっぱい

先日ふと予定のない休みがとれたので、都内で近場のお出かけを、と思い、小金井市・小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」をぶらぶら歩いて来ました。 東京駅から中央線で30分ちょっと、JR武蔵小金井駅からバスで数分のところ、少し頑張れば歩ける距…

市町村合併で失われる、風情ある地名

「平成の大合併」がピークを迎えた2005年から、はや14年が経ちました。 それ以前にも、大規模な市町村合併はたくさんありました。 その昔、国内最大の合併劇は、北九州市の誕生でした。 九州初の政令指定都市誕生のため、人口規模が比較的近く、かつ地…

駅の「両側」に「街」がある~東京だけの特徴

狭い面積に国全体の1割以上の人口が集まる巨大都市・東京。 そのスケールは、県庁所在地1個分サイズ以上の市街地が各駅ごとに存在しているかのような大きさです。 今後、過去・現在において好きな街についても語っていければと考えていますが… 今日は「鉄…

「東京の地下鉄」同じ駅名でも乗り換えが大変なケース、違う駅名でも乗り換えができるケース

東京メトロで9つ、都営地下鉄で4つ、計13もの路線が走っている東京の地下鉄。 その多くが、JRや山手線の中に入れない私鉄各線と相互乗り入れを行っていることもあり、ただでさえ網の目のような東京メトロネットワークは、世界レベル。 慣れていない人…

全都道府県旅行記~宮城県その2

宮城県は、実際に生まれた土地である熊本、育った東京に次ぐ第三の故郷とも言える場所。 前回触れた石巻(小学生時代の在住地)以外にも、大人になってから観光で訪れたスポットが県内にいくつかあります。 まずは秋保(あきう)温泉。 「仙台の奥座敷」とし…

かつて暮らした街~小学生にはインパクトが大きすぎた宮城県への引っ越しその2

小2の終わり、親から突然「4月から引っ越すことになったから」と告げられました。 出生地の熊本から東京に越してきた記憶はほとんどありませんし、幼稚園も小学校も東京で普通に通い続け、そんな東京の地を離れることなど考えたこともありませんでした。 …

かつて暮らした街~小学生にはインパクトが大きすぎた宮城県への引っ越し

当コラムでは「旅の思い出」のカテゴリーで、これまでに足を踏み入れた全47都道府県の旅行記を連載していますが、これまでに実際「住んでいる」あるいはかつて「暮らしていた」都府県は、「旅先」だけではなく「我が街・暮らした街」としてもお話ししてい…