5日連続で記事が「バズる」と、プチ炎上も覚悟。要は内容次第?
実は、先週水曜日から木・金・土・日と5日間にわたって、拙稿はささやかにちょっとだけ「バズって」いました。
どんな記事だったか、レビューしてみます。
11日(水)
毎週連載している「懐かしい歌」の記事でした。
取り上げたのは、30年以上前の歌。
「初めて聴いた」とのコメントもいただいていましたし、「少年隊」自体がもはや「昔のユニット」。
「昭和は遠くなりにけり…」などと感慨にふけっていたら、アクセスの動きが尋常ではない!
「はてなブックマーク」新着エントリーに掲載されたわけでもないのに、なぜ?
状況を調べてみると、メインはTwitter経由でした。
フォロワーさんの中に「少年隊Love」のインフルエンサーがいらっしゃって、「拡散」して下さった。
それが大量アクセスにつながったようです。
しかし、この動きは「バズりの序章」に過ぎませんでした。
12日(木)
この時は、自作曲をスタジオでレコーディングした話でした。
音楽に縁のない方には「まったく別世界」の記事。
その「別世界」が良い方向に作用して「珍しさ」を招いたのか、ブックマークが5通ぐらいの段階で「はてなブックマーク」の「エンタメカテゴリー新着」にエントリーされたのです。
これまでの乏しい経験でも、
「新着」掲載時は、文字通りどんどん新しい記事が掲載されていくために、自分の記事は短期間で画面から消える
ことはわかっていました。
エントリーの「効力」はせいぜいその日のうちぐらいかと思っていました。
ところが、夜になっても翌朝になっても、アクセスグラフの波は高まるばかり。
再度、ふだんは見ることのない「ブックマーク」画面を見ると、
「新着」だけでなく「人気」の方にもエントリーされている
ことが判明しました。
「人気」ページの方は、「新着」よりも画面への定着時間がかなり長いようです。
ブックマーク状況を示す「Users」の数字は、むしろ掲載後に急増。
コメント欄には、ふだん馴染みのないIDがズラッと並びました。
おそらく「通りすがり」になるであろう読者ばかり。
しかし、単なるブクマではなくメッセージの書き込みのされているものもけっこうありました。
ここで「ブログ史上初めての洗礼」を受けることになったのです。
レギュラーの読者の皆さんが書き込んで下さるメッセージは、例外なく「好意的」なものばかりです。
記事に対するご自分なりの意見は織り込みつつも、常に温かいものです。
ところが、どこからともなく初めて訪れた読者のコメントの中に、目を覆いたくなるほどのネガティブなニュアンスが含まれているものがありました。
具体的な文面はさすがに書けませんが、レコーディング事情にも詳しい音楽関係者のように見受けました。
(今は非表示にしてあります)
広いようで狭い「はてなブログ」の世界。
うまく運べば、これをきっかけに「同好のよしみ」で仲良くつながれる可能性もあったのに、のっけから「2ちゃんねる」さながらのタメ口口調で批判めいて書き込まれると、正直ツライものがあります。
でも、「ブックマークエントリー」自体、めったに起こることのない奇跡的なイベント。
「今日はアクセスがたくさんあって良かった」ことだけを思って、イヤなことは早く忘れることにしました。
13日(金)
この日の記事は、「一期一会」の寂しさを素直に綴った、(自分で言うのもヘンですが)割と普通のもの。
ところがこれが、まさかの「ブクマ新着」連日掲載に至ったのです。
当初「暮らし」のカテゴリーに登録されていたのですが、私の記事は内容にかかわらず、なぜか必ず「エンタメ」カテゴリーに変わります。
ブログタイトルのせいなのでしょうか…
前日の記事は、まだエンタメカテゴリー「人気」のページに残っていました。
どちらが多く訪問されたかはわかりませんが、「効果がダブル」だったことは間違いなかったようです。
ブックマーク数がそれほど多くなかったこともあって、幸いこの記事に対するネガティブメッセージはありませんでした。
14日(土)
「2日も続けてイイ夢を見させてもらった」と思いながらこの日投稿したのが、「土曜日恒例」の「懐かしい歌」シリーズ。
音楽ネタは、いくら書いても尽きること・飽きることがありません。
この日は、「懐かしい…」というにはいささか新しい、菅田将暉作品を取り上げました。
これが、再びまさかの「3日連続の新着」入り。
連載50作を超える歌紹介記事としては、初めてのエントリーでした。
レギュラー読者さんからのメッセージは、いつもの通り優しいものばかり。
12日(木)同様、見慣れぬIDの初訪問者も多くありましたが、これも概ね好意的な内容。
「紹介されて嬉しかったです」「つぎの歌が楽しみです」「解説も秀逸です」
といったうれしいメッセージに包まれ、自身が好きな歌に反応があったことに大いに気を良くしていました。
もともと好きだった菅田クンが、ますます好きになりました。
15日(日)
前日まで、個人的には前代未聞の「3日連続エントリー」で、舞い上がったような、ちょっと怖いような、複雑な心持ちにさせられていました。
「2度あることは3度ある」と言うけれど、「仏の顔も3度まで」とも言うし。
「昨日までは奇跡だったのだ」と思い込もうとしていました。
そしてこの日綴ったのが、この記事。
要旨をまとめるまでもない、身近なちょっとしたエピソードをきっかけにした「タイトルそのまんま」だけの内容の記事です。
これが、4日連続のブクマエントリー。
また、再び「人気」「新着」双方に掲載されました。
「3度あることは4度」あったのです。
さらにこの日は「追撃」として、久々の「スマニュー砲」が重なりました。
経験則的に言って、「スマニュー砲」の威力は「はてなブックマークエントリー」の3~4倍はあります。
読者サイドの負担を自分なりに考えて、「記事は1日1つ」と決めていますが、ひとつの記事で半月分ぐらいのアクセスになりました。
毎日見ている「アクセス解析」の棒グラフの形が、とんでもなくイビツになりました。
一番のバズり記事となりました。
そこまでは「朗報」です。
しかし、12日(木)以上にさまざまな初訪問者メッセージが集中し、アタマが混乱しました。
記事内容を真剣に考えて下さるメッセージも、もちろんありました。
反応を示していただけたことには、素直に感謝しなければなりません。
しかし、中には「いくらなんでもそれはないだろう…」的な物言いのものも多数。
「ネガティブな書き込みなど、見なきゃいいじゃん?!」と行きたいところです。
しかし、レギュラー読者の方々からのメッセージも一緒の場所に掲載されるので、いったんは全部目にしなければならないのです。
目に見える形で残しておいてスルーするほどこうした状況に慣れていないので、申し訳ないと思いながら、これもやはり非表示にしました。
「愚痴っぽくて良くない内容の記事だったのかな?」と反省もしました。
でも、本当に問題のある記事だったら、ブックマークにエントリーされることもないのでは?との思いもあります。
掲載の基準が不明なので、そのあたりは永遠のナゾですが…
昨日16日(月)の記事には何事も起こりませんでしたが、この記事を執筆している16日夕刻の時点で、前日の記事が「人気」の欄に掲載され続けています。
それがゆえのアクセス余波がまだ続いていますが、もうすぐ終わるでしょう。
今日からはまた「通常営業」の日々。
記事が立て続けにバズると、それにつれてネガティブなメッセージが押し寄せることも覚悟しておかなければならないことを学びました。
とは言え、そんな「学習効果」が発揮される機会は当面訪れないことも「学習済み」ですが…