【週刊はてなブログ様の威力恐るべし!】「人気記事ランクイン」という「アクセス増第3のパターン」。hatenablogからのIDコール・言及の正体は、あの「釣り(?)記事」だった?
「さえわたるブログ」は毎日更新が基本のため、その運営状況は
良くも悪くも「巡航速度の安定推移」です。
コンスタントに読んでいただけているとも言えますし、逆に言えば「低位安定」状態です。
「今日は会心の記事が書けた!ウケるかも?」と意気込んだ日に限って、思ったほど読まれない。
何事も、「気負い」があるとたいていダメなのです。
「お前は、ブログを『自分のために書いている』んじゃないのか?!」
もっと自分を戒めなければなりません。
アクセスを「狙って」の執筆など、はなから出来るものではないと知るべきなのです。
ごくまれにその動きに「異変」があるとすれば、文字通り「忘れた頃にやって来る」(やっても来ない?)
「はてなブックマーク人気・新着エントリー」
への掲載です。
たまに「襲来」を受けると、思わぬ「ご褒美」に胸躍らせて、つい「明日もあさっても!」などと空疎な期待を抱いてしまうのです。
世の中、そんなにうまく運ぶものではないのです。
「スマニュー砲」の存在も知りましたが、インパクトが大きい分、その「発生確率」は体感的には「はてブ」の何十分の1もありません。
予期せぬ「思わぬ外的パワー」は、この2つだけ。
他には体感したことがありませんでした。
ところが昨日、上記2つに続く
「第3のパワーの源」の存在を知ることとなりました。
きっかけは、毎日何度となく見ている記事作成ページ右上にある
「あなたへのお知らせ」欄でした。
いつもは読者の方々からのレスポンス状況が届いて赤マルの数字が灯るこの欄に、昨日「hatenablogさんから・・・IDコールがありました」の通知が。
ほどなく、
「hatenablogさんから・・・言及されました」と立て続けに。
(サンプル画像です)
「IDコール」や「言及」は、実はそれほど珍しいことではありません。
ありがたいことに、私の記事を引用して(まさに「言及して」)ご自分の記事につなげて下さるブロガーさんの存在があります。
ところが今回、この通知の「送り主の名前」に、一瞬目を疑いました。
ブログ開設以来初めての「事務局」からの通知です。
反射的に「良からぬこと」が頭をよぎりました。
知らぬ間に何かしらの利用規約・ガイドライン違反を犯していて、その警告メッセージではないか?と。
これまで山あり谷ありながら細々と続けて来たブログ活動が、もしかしたら続けられない事態に陥るのではないか?と。
恐る恐る、メッセージ部分をクリックしてみました。
すると、通知の主は「週刊はてなブログ様」でありました。
これまた毎日必ず見ている
「ダッシュボード」⇒「マイブログ」のページ右側にある「お知らせ」。
この中の「週刊はてなブログ」に、
「今週のはてなブログランキング(2020年6月第2週)」
のコーナーがあります。
正直なところ、
「ブログランキング」の存在を意識したことはありませんでした。
「購読中のブログ」ページの下部には
「まずは公式ブログの読者になってみましょう」との勧誘もあります。
読者登録者数、なんと24000人以上。
このうちどれだけの人数が実際に活動し、記事を執筆しているかはわかりません。
しかし、仮に半数とカウントしても、10000人規模の人たちが記事を載せていることになる…
だとしたら、「母数」があまりにも大きすぎて、ブログランキングが掲載されていることがわかっていても、自分にはまったく無縁のモノとしか思えません。
「はてなブログ独自の集計による人気記事」と断り書きされたそのランキングを開いてみると・・・
1週間前に書いた私の記事が、4位にランクインしていたのです。
これが「IDコール」「言及」の正体でした。
ブックマーク数の多い記事が並んでいますが、必ずしも多い順にはなっていない。
スターの多い順にもなっていない。
そこが「独自の集計」たる所以なのでしょうが、かなりの程度ブックマーク数に依存しているものであることは見てとれます。
その記事が、これです。
有名巨大ブロガーさんからすれば、打ち明けるのも恥ずかしい話ではありますが…
私にとっては、1年3か月にわたって450以上の記事を書いてきた中で「最多のブックマーク」を記録した記事でした。
ただ、このブックマークのほとんどは、毎日丁寧に拙稿を訪問下さるレギュラーの読者各位ではなく、「瞬間風速」的に私の記事を通り過ぎていく一般の読者によって、「その日限り」でもたらされたものでした。
当然、ID名も初めて見るものばかりです。
タイトルからもご想像がつくように、また内容を読んで下さった方はすでにおわかりのように、この記事は当初からあえて「皮肉」をこめて書いたものでした。
実は、そのすぐ前日に書いた記事にも、私のレベルとしては考えられないほどの数のブックマークコメントが寄せられていました。
その中身は、まったく一緒です。
ブックマークコメント欄には、個人的には「誹謗中傷レベル」としか思えないような文章が多数並びました。
規模はごくごく小さいながら、「個人の感想」としては「炎上」状態になりました。
確かに、ツッコミどころ満載の記事だったかもしれない。
それでも、「なぜこんなに批判されなければならないのか?」と正直腹立たしくなってしまいました。
そうしたコメントを書くのはどんなブログ記事を書く人たちなのだろう?と、興味本位でIDを個々にクリックしたりもしてみました。
すると・・・
「自身では記事を執筆しておらず、他人の記事をブックマークしてひと言コメントを呟く」だけの活動を行っている、いわゆる「ブクマ民」と呼ばれる人たちが大半であることがわかりました。
コメントの中身など見なかったことにすれば良いのですが、ここまで書かれるとやはり気持ちが収まりません。
かと言って、個別に反論メッセージを送ることはシステム上出来ないし、そもそもそんなことに労力を費やすのもおとなげないし、バカらしい。
そう割り切ればOKなのに・・・
よせばいいのに・・・
私の記事やレギュラー読者各位とのやりとりを「互助会」と揶揄する彼らに、
「あなた方のブックマークコメント、面白過ぎましたよ!」
と一括返信する内容の記事を執筆してしまいました。
「どんなネガティブなコメントであっても、それでアクセスが伸びることにつながるのだから、こちらとしては平気。むしろ喜ばしいことですよ」
とのメッセージを込めたのです。
すると、またも「ブクマ民」の皆様(前日とメンバーは異なります=個別には未確認)のコメントが相次ぎました。
「第1波」を超える炎上状態となりました。
その中には「釣り記事だとしたら天才!」とのありがたいコメントもありました。
「天才」のお褒めまでいただいてしまいました!
それだけでなく、上述同様「あなたからのお知らせ」欄に見知らぬIDコールがありました。
ご丁寧なことに、私の記事を引き合いに出しての「批判口調のブログ記事」まで書かれていました。
こうした経緯で反響を呼んだ結果が、今回のランクインでした。
昨日の記事は「はてブ」砲がなかったにもかかわらず、ふだんの「実力」をはるかに上回るアクセスがありました。
ブックマーク数もスター数も、いつもに比べて決して多くはない。
当然「スマニュー砲」もない。
その因果関係は検証のしようもありませんが、どうみても「今回のアクセス増はこのランキングイベントによるものとしか考えられない」と、勝手に想像しています。
とは言え、その動機もやり方も決して「健全ではない」!
ストレス発散的な対応をした、おとなげなかった自分に反省もしています。
でも、もう過ぎたこと。
炎上気味だったとは言え、「反響を呼んだ」と事態をポジティブに捉えようと考えています。
「人気記事ランクイン」などというありがたい評価は、まさに「最初で最後」。
ブログライフ上の「一生の思い出」として、画面のスクリーンショットを「永久保存」しておきました。