自室の「ミニスタジオ」~作曲ソフトと譜面作成ソフト
たびたび記事でご紹介しているように、歌作りは仕事の空き時間にやっているのですが、その「仕事場」はもっぱら自宅パソコン。
自前の立派なレコーディングスタジオを持てれば申し分ないのですが、スタジオを使うのは特別な時だけ。
ふだんは、生活感丸出しの寝室を兼ねた普通の部屋で作業を行っています。
自宅のデスクには、パソコンが2台置いてあります。
メールやネットサーフィンなどふだん使いのWindowsノートパソコンと、作曲専用として使っているiMac Pro。
作曲ソフトをインストールしてあるパソコン。
画面は、こんな感じです。
中央上部の「緑色の帯が見える部分」が入力エリア、いわゆる「作業スペース」です。
この部分に、ピアノやギター・ベース・ドラムなど使う楽器を指定して、音符をデータとして入力していきます。
中央下部の「ボリュームバー」がたくさん見えているところが「ミキシング」エリア。
ここで、さまざまな楽器の音色のバランスを調整して、カラオケに仕上げていきます。
出来上がったところで、ヘッドフォンを耳にしながらヴォーカル入れのレコーディング。
マイクを通して自分の肉声がデータ化され、同じ画面の中に入力されていきます。
何度もヴォーカルを重ねて「ひとりコーラス」を行うことも可能です。
ヴォーカルを入れたあとでも、最終的に声とカラオケのバランスを同様に調整することが出来ます。
以前はノートパソコンを使っていたのですが、ひとつの画面にこれだけの情報量が重なると小さい画面では見にくいので、大型サイズに変更しました。
持ち歩くわけでもないので、画面は大きい方が断然見やすい!
ずいぶん使い勝手が良くなりました。
通常、メロディーは楽器を使ったりせずすべてアタマの中だけで作るので、作曲にまつわるこれらの作業は、いちいち楽譜を書かずに行い、イメージをそのまま入力していスタイルです。
しかし、コンテスト応募の時など、楽譜の提出も要求される場面も出てきます。
もちろん手書きで準備しても良いのですが、最近は便利な
「譜面作成ソフト」もあります。
この方が見た目も良く、ずっと便利です。
作業イメージはWordと似ていますが、扱うのが「文字」ではなく「音符」なので、操作がやや複雑。
微妙なレイアウトを整えるのに、やや時間がかかります。
仕上がったものをPDFに変換すれば、普通にOfficeのファイルと同じようにメール添付ができます。
今のシステムを最初に導入してから10年ほど経ちますが、バージョンアップを繰り返して、それ以前とは比較にならないほど音質も操作性も向上しました。
ところが一方で、コンピュータの技術的にはまったく素人のため、作業中に何かトラブルが起こった時は、本当に一大事になります。
その詳細は、明日お話しすることにします。