ホントに10連休の人って?
新元号「令和」スタートに伴い、今年のGWは10連休だとか。
「今年だけ特別」ということで、巷でも「10連休」の言葉を聞かない日はないほどです。
「特別」ですから、マスコミで取り上げることもアリなのでしょう。
ただ、それが日本中の人たち「すべて」が10連休であることを前提に語られているように思えるのが、疑問でかつ腑に落ちません。
学校はこの時期どうなんでしょう?
また、リタイア後の方々は、あまり影響がないかもしれません。
「働いている人」(7~8000万人ぐらい?)の中で
「本当に10日間続けて休める」人って、果たして何パーセントぐらいなんでしょうか?
街のあらゆるお店の従業員。
むしろ平日より忙しいかもしれません。
銀行や郵便局はこの間全部休みになるんでしょうか?
また、私たちが普通に利用している交通機関(電車やバス・飛行機)の運転手さんやスタッフさん。
当たり前のように動いていますが、みんな人が働いて動かしている。
昼夜シフトで24時間稼働している工場の製造現場は、連休どころかふだんの休日も関係なく仕事。
TVラジオが嬉々として(?)報道している「10連休」って、いったいどれほどの人たちに向けたメッセージなんでしょうか?
この連休は、新天皇ご即位で確かにおめでたいことです。
ただ、連休も土日も働いている身として、羨ましさと若干のヒガミがにじみ出てしまう、それがホンネです。