さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

【500記事投稿突破】ホンネで語る「ブログ運営モチベーション継続の足かせとなるストレス&ジレンマ」

1年半前から地道に「毎日更新」を継続。

500記事投稿に到達しました。

今日が501回目の投稿となります。

 

毎日書きながら、「このまま続けるべきかどうか」を常に考えています。

この節目に、少しだけ詳しく自分の気持ちに素直に向き合ってみたいと思います。

 

現在、読者登録数はそれなりの数に至っています。

しかし実アクセス数は、ここのところすっかり「低位安定」。

この先どれだけ継続しても、現状がピークのようです。

 

それでも執筆を続ける支えになっているのは、毎日いただける★スターや「ブックマークコメント」です。

固定的な読者として、クリックのみにとどまらず「言葉付き」で返して下さるそのご厚意には、ただただ感謝のひと言です。

 

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ネット上を賑わせる「ブログでお小遣い稼ぎの自慢記事情報」には縛られることなく、自由な立場で日々好き勝手なことを書けているのですから、基本的にブログに接するのは「楽しいことばかり」であるはずですし、そうあって欲しいと思います。

 

「書く」ことが好きな気持ちに、変わりはありません。

従って、書くこと自体にストレスはまったくないのです。

しかし、ブログという世界を知ってしまった今、純粋に「ただ書いていれば楽しい」と思えない日が多い。

モチベーションは揺れ動き、ストレスにつながるのです。

 

「ストレスと感じるのなら、辞めてしまえばいい」。

カンタンなことです。

ところが、「書きたい欲望」はしっかり存在している。

辞めたら辞めたで、きっと物足りなさが押し寄せてくるはず。

そうたやすく辞めることは出来ない。

ここに、「欲望とストレス」の大きなジレンマが生じます。

 

「モチベーション維持」に、大きな葛藤を抱えている状態です。

 

 

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では具体的に、どんなことがモチベーションダウンやストレスになり、ジレンマに陥っているのか・・・

 

<得意ネタが不評で特化型ブログに踏み切れない>

 

ブログ名として「音楽・エンタメ日記」を名乗っていますから、それに沿った記事を多く書いています。

saewataru.hatenablog.com

 

「音楽・エンタメ」と言っても、ジャンルはさまざまあります。

その中で特に「軸」としているのが、ヴァイオリンのステージ活動「懐かしい歌」のレビューと、最近スタートした「さえわたるオリジナル作品」のご披露です。

 

本当は、「ここだけに特化したい」と思うくらい、書いていて楽しいひとときです。

 

ところが、日常生活の中でふと気づいて書きたいと思う「他のジャンル」のネタも頭に浮かんできます。

それを載せると、音楽ネタよりはるかに評判が良いことが多いのです。

「言われてみれば、確かにそうですね」

「指摘されるまで、気づきませんでした」

「視点が斬新で、面白かったです」

と言ったうれしいコメントが多く並ぶのです。

 

特化型に徹する方が、「固定ファン」がついて運営上は得だとよく言われます。

ところが私の場合、時として思惑とは違う反応が生まれる。

「反響はどうであれ、書いていて楽しい記事を優先するか?」

「やはり読まれたいから、評判の良い記事を意識して書くか?」

けっこうな葛藤です。

 

<〇〇砲に見放される> 

 

はてなブックマーク」の新着・人気エントリー

ここに掲載されると、アクセスが驚異的にアップします。

「スマニュー砲」も同様です。

 

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一度でも味わってしまうと、「期待感が病みつき」になります。 

一種の「麻薬」のようなものです。

 

それだけに、切れた時の「禁断症状」も無視できません。

このような「ご褒美」などないのが当たり前。

そう悟るべきなのですが、いったん「麻薬」に染まってしまった身体は、書いても書いてもずっと見放される状態に耐えるのが難しくなります。

 

「いっそ『知らぬが仏』の方が幸せだったのかも」と思うことさえあります。

 

掲載対象となる記事はAIで機械的に選ばれているらしいですが、それにしては同じ筆者が何度も登場していたりする。

自分の記事のクオリティーは棚に上げて、羨望の念を超えた嫉妬心が湧いて来てしまいます。

 

<読者登録の期待が外れる>

 

記事にスターやブックマークをひとつでもいただくことは、とても貴重かつ難しいこと。

それ以上に、登録読者をひとり殖やすことは大変です。

それだけに、「〇〇さんが読者になりました」のお知らせは、たまらなくうれしいことです。

新規読者さんのお名前は憶えておくようにしています。

 

ところが、その方々からのアクセスはいつまで経ってもありません。

「拙稿に興味が湧いたからこそ、読者登録をして下さったのでは?」

「登録は読むためではなかったのだろうか?」

とワガママな推測をしてしまいます。

 

<とにかく記事を読み続ける。それでも離れて行く読者>

 

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読者登録し、毎日定期購読しているブログ記事は数十に及びます。

そのほかに、レギュラーではない方から記事にスターやコメントをいただく場合があります。

その場合、お相手の記事を必ず読みに行きます。

絶対に「読まれっぱなしの放置行為」はしません。

 

読んだ記事のうち、かなりの割合で「コメント」を書きます。

コメントを書くために、記事を熟読します。

その結果、時には「記事執筆より時間がかかる」ことになります。

 

なぜそこまで精力を注ぐか?

ひとつには「純粋に楽しみながら読める、またためになる記事」と思うからです。

だからこそ、記事を登録しているのです。

 

もうひとつ。

「読みに来てコメントを下さった方の記事は、必ずご訪問して同様にコメントする」

という、自分なりのポリシーがあるからです。

それが「ご厚意へのお返し」~「誠意」だと思うのです。

 

「お前は、物事をそうやって堅苦しく考えるから、ストレスがたまるんだよ!」

とよく揶揄われます。

でも、検索流入などほとんど望めない弱小ブロガーとしては、「まず読みに行く」ことが先決。

そうやって自分から足跡を残さなければ、はてなブログの中で生き残っていくことは出来ません。

アクションを起こし続けなければ、読者は離れていく一方です。

 

また、たとえアクションを続けても、お相手が更新をやめてしまえばそれまでです。

大切な読者を、またひとり失うことになります。

 

<辞めるに辞められない>

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このポリシーを貫こうとすると、毎日ログインしての作業が必要になります。

1日休むと、未購読の記事は2倍になります。

1週間休むと、もう手が付けられなくなります。 

 

一般の感覚としては、「気が向いた時だけ」「気に入った記事にだけ」アクションをすれば良いのでしょう。

それが「ムリのない、マイペースで理想的なブログ運営」だと言えます。

アタマでは十分わかっているのです。

 

しかし、逆の立場になって考えてみると・・・

さえわたるの記事にせっかくブクマコメントを残してやったのに、さえわたるからは何の音沙汰もない。

それでもなお「さえわたるの記事を読みに行こう!」という気にはならなくなるはずです。

記事内容の魅力だけで、アクセスを集めることなど出来ない。

投稿しただけで大量集客できる「人気巨大ブロガーさん」とは事情が違うのです。

 

自分のブログを読んで欲しい⇒そのためには欠かさず読みに行く

この作業を続けるしかない。

自分から何もせずにただ「読まれたい」は、ムシが良すぎるのです。

アクションを辞めたとたん、我がブログは成り立たなくなるでしょう。

 

自作曲をYouTube化することを覚えて以来、一層「聴いて欲しい」願望が高まってしまいました。

プレイリストには、何十曲もストックが出来上がりました。

収録出来ていない作品が、手元にまだたくさんあります。

ブログ以上にアピールする場は、今のところ見つかっていません。

これらをお披露目するまで、「辞めるに辞められない」境地です。

自ら作ってしまった「抜けられないワナ」です。

 

そんなネガティブなことを言っていながら、予約投稿のストックは驚くほど多く、しかもその備蓄量は、日に日に増える一方。

ストレスだジレンマだ・・・と言っておきながら、自らの行動の矛盾に我ながら呆れています。

 

とは言え、

500記事積み重ねてきたからこそ、「思いを新たにする」こともあります。

本格的に決意を固めたら、また改めてご報告したいと思っています。