SNSで痛い目に遭って、得た教訓
3月にこのブログを始めてから半年以上。
アクセス数やスターの実績に、書いていてあれこれ感じることは日々ありますが、それでも細々と続けられているのは「書くことが好き」…これに尽きますね。
実ははてなブログ以前にも、特定の趣味の人たちが集まる某SNSに参加登録して、やはり毎日記事を載せていたことがありました。
記事が気に入ってもらえると「友だち登録」され(読者登録と同じです)、はてなブログではほとんど経験出来ていませんが、ひとつの記事に毎回何十通ものコメントが寄せられていました。
記事の文字数の何倍も、コメント欄でやりとりを重ねました。
おかげで、顔を合わせていなくても、あたかも実際に会話しているような気分になれるほどでした。
「本日のアクセストップランキング」が発表されるのも、はてなブログのしくみと基本的には一緒です。
分野の限定されたコミュニティだったこともあってか、ランキング1位になることも多々ありました。
その時はそれが、書き続けるための大きな励みになっていました。
さらに、ネット上での交流が高じて、オフ会と称して何人かで集合して実際に会ったり、特に気の合ったメンバーとは個別に顔を合わせて話したりするところまで発展しました。
しかし、いくら共通点を持つ人の集まりと言っても、もともとはネットでのつながりです。
好きな領域のことを書くと、知らず知らずのうちにその内容に自己陶酔してしまう。
それが高じて、無意識に批判的な内容も投稿してしまう。
のめり込みがちになり、周りを見る、状況を推し量る冷静さを失ってしまうのです。
そのせいでしょうか、「友だち登録」を通じた仲間が増えるのに比例して、ある意味宿命的に「アンチ」も多く発生しました。
単にスルーしてくれていれば、そのような存在を気にすることはなかったのですが、ある日ふとしたきっかけで、「裏SNS」(日本で一番有名な掲示板)の存在を知ってしまったのです。
そこでは、匿名であることを存分に活用して、私を名指しした信じられないほどの批判投稿が繰り広げられていました。
以前「エゴサーチをしてみたら」の記事を書きましたが、それとは比べ物にならないほどの衝撃でした。
そのSNSは、結局1年ほどで退会。
親しくなったメンバーだけは一応連絡先を交換したものの、「投稿」を通したおおもとのつながりが失われてしまうと、それナシであえて連絡を取り合おう、とまではなかなか進展しないものです。
このブログは、そのSNSとシステム上の共通点はあるものの、そうした悪質な要素はない存在だと信じています。
日によって多少の気持ちのブレは避けられませんが、たくさんの方との交流・新たな出会いが楽しみな一方、「ブログと適度な距離感を保ち、心地良く続ける」ことの大切さを、日々模索中です。