さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

【番組紹介】司会者安住紳一郎アナの笑い声が絶品!「ぴったんこカン・カン」

2003年に、久米宏司会による前身の「ぴったしカンカン」を受け継いでスタート。

以来16年めを迎える長寿番組になっています。

当初はスタジオでのクイズコーナーの時間がかなりありましたが、現在は司会の安住アナとゲストとのロケがメイン。

スタジオでの「ぴったんこ」チームと「カンカン」チームのクイズ対戦も依然残ってはいますが、その勝敗はほとんど取り上げられず、オンエア時間のほとんどはロケ先でのトークで占められています。

(クイズの回答者として男女3人ずつが居並ぶスタジオ部分は、もはや不要ではないかと思います)

従って、他のトーク番組同様、ゲストによる出来の良し悪しは当然起こるのですが、彼らの話し相手を務める安住アナの話術の巧みさで、毎回コンスタントな面白さを提供しています。

若干の皮肉を込めた、しかしツボを押さえた適切なツッコミは、ヘタな芸人の笑いよりはるかに優れたバラエティー感覚であると思います。

 

ロケの展開は、都内中心に飲食店を中心にした「お散歩」を行う定番のスタイルですが、他の番組と違う点は、グルメ要素はあるもののあくまで脇役であり、トークを前面に持ってきているところです。

セリフではないゲストのナマの声で、その素顔が明らかになる興味深さもありますが、一番良いのは、安住アナがゲストの面白い話を引き出し、それに対して愛想笑いでなく「本気で」大笑いしていること。

ハンパない心からのあの笑い声に、いつも癒されています。