さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

人生初めての修学旅行先~全都道府県旅行記・福島県その2

小学生時代を宮城県石巻市で過ごした話は以前触れましたが、6年生の時の修学旅行先が福島・会津若松エリアでした。

今では旅行先として海外に、などという学校も少なくないようですが、大昔でかつローカルな街でしたから、比較的近場だった隣の県が行き先になったのでしょう。

 

学年全体(通っていた学校はけっこうなマンモス校で、1学年6クラスあった)総勢250人ほどが一斉に鉄道で移動しました。

本来のルートであれば、仙石線で仙台に出て、そのあと東北線で郡山まで南下し、さらに磐越東線会津若松…なのですが、その時は乗り換えなしの貸し切り状態だった記憶があります。

4人が2人ずつ向かい合う狭くて固いボックス型の座席の車両ではありましたが、そんなことはお構いなし。

ただただ友人とワイワイ騒いでいるうちに、あっという間に目的地に到着しました。

 

親と離れて宿泊する旅行はこの時が最初。

修学旅行自体は、その後中学でも高校でも行くことになるのですが、誰しもが抱くであろう修学旅行へのあの独特な思いが一番印象深くよみがえるのは、この「初回」でありました。

そして個人的には、この旅行直後(6年生の夏休み明け)に再び東京に戻ることが決まっていたため、かつてなかなか馴染めずに苦しんだ、でも次第に親しくなった石巻の級友たちとの「別れの旅」でもありました。

 

現地では、市内一番の観光名所である鶴ヶ城を見学し、観光バスで猪苗代湖の周囲を観光して、その美しい風景に浸ったことくらいしか記憶にはありませんが、何のご縁かその十数年後、その会津若松出身の歌作りパートナーである作詞家と出会う、そんな偶然にも恵まれました。

 

そんな「音楽がらみ」でのエピソード、その後の福島の地訪問で再び経験することになったのです。

その件については、近日中に改めて触れたいと思います。