「ブログを読まれたい欲求」は無限大。しかし時間は有限。ブログにこんなに「とらわれて」いてよいのか?
細々ながら毎日更新しているのにいささか自己矛盾ですが、承知の上でタイトルをつけました。
あくまで自分のケースでの「大いなる独り言」として書いているつもりですが、もしお気に障る表現がありましたら、どうぞご指摘下さい。
3月に開設以来、今日で146日連続更新中です。
しかしこれは、便利な「予約投稿」機能のためであり、毎日書いているわけではありません。
「読んでもらう」ことを前提に考えた場合、その文字数とクオリティーは…。
客観的評価が難しいクオリティーはさておいて、自分の記事においては、文字数は「毎日であればこれくらいが適度。否、これでも長すぎる」とさえ思っています。
「1000文字」「A4用紙1枚」「新聞1面のコラム欄」などがイメージの目安です。
目次も要らない分量だし、画像も色もあえて入れていないので、実に味気ないものかもしれません。
しかし、それを超える記事を書き続けるほど、ブログに充てる時間は本当はないはずなのです。
一方、読んで下さる側に立って考えても、それ以上になると、熟読する時間がない、集中力が切れてしまうのではないか、と懸念するのです。
長い記事をスマホで読む場合、スクロールしてもスクロールしても終わりが見えない事態になります。
私の場合、読者登録をしている方々のブログが、1日に平均20通ぐらいアップされます。
「登録」した記事はすすんで読みに行きます。
そして、必ずスターを付けます。
数で調節することはありますが、決してスルーはしません。
ちょくちょくコメントも入れている方だと思います。
なぜなら、誰に強制されたわけでもない、自分で「興味」を持って読者「登録」をしているのですから。
その方々とのつながりは疎かにしたくないですから。
ブログは「自分の記事を書く」だけでなく、「ブロガーさんの記事を読む」ことにも相応の時間を割けなければ、参加する資格はないと思えてきました。
この前も書きましたが、「書きっぱなし、読まれっぱなし」は、やはり自分の中では納得がいきません。
そうなると、「書く」方は予約投稿で事前登録が出来たとしても、「読む」方はリアルタイムで、ということになります。
「読まれるために読む」、これをうまくコントロールできないと、ブログに「とらわれている」状態に陥ります。
仮に「読む量」を抑えれば、必然的に「読まれる量」も減少するでしょう。
自分から読みに行きもしないのに、アクセスやスターだけ欲しがるのは虫が良すぎます。
淋しいですが、そこを割り切らないと(書きながら、まだ完全には割り切れていない自分がいるのですが…)、本当に仕事や生活に差し支えます。
ブログで食べているわけではない。
ほかにもやりたいことが山ほどある。
なのに、「せっかく始めたのだから」の気持ちが積み重なって、いつしか抜き差しならない状況になってしまう。
限られた時間を、ブログにこんなにかけていていいのか?と。
「空いた時間」を少しでも潤いのあるものに、と思っていたはずなのに、いつしか主客転倒していないか?と。
ブログの世界でも「承認欲求」(アクセス欲求)には果てがない。
しかし、1日は24時間なのです。
書くことは好きですし、ネタは尽きないので、辞めはしません。
でも、何かを変えなければ、とは思います。