さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

ブログ入力における「改行」問題

「問題」というほど大層な話ではないのですが、ほかの方々のブログを読んで、自分自身も意識していることのひとつとして「入力する際、どこで改行するか」は、読みやすい文章のためにけっこう重要な要素だと感じます。

 

 私自身の基準は、

・「マル」(句点)がついたら改行する(ひとつの段落には一文だけ)。

・話が変わる時は、さらに一行空ける

が原則です。

そうすると、画面上とりあえず見やすくなるかな、と思って行っています。

 

これって、ブログを始めるにあたって特に意識したものではありません。

ビジネスメールで「業務上の連絡は要点を簡潔に」を実践するために、自然にそういう書き方が身に付いたような気がします。

パソコンやスマホで読むに際しては、「適度に隙間が空いている」方が確かに目に優しいです。

さらに発展して、ブログの場合は(私はできていないのですが)フォントを大きくしたり、色を変えたりするのも効果的な面がありそうです。

 

時に、文字数はさほど多くはないものの、この改行のスペースが何行分もある記事に出会うことがあります。

ず~っと空いていると、次に何が書いてあるのかの期待も湧きますが、文字数の割にたくさんスクロールをしなければならなくなります。

特にスマホで読む場合、このスクロールが延々と続き、正直かなりの労力になります。

終わりが見えず、最後までたどり着かないで読むのをやめてしまう場合もあります。

従って、個人的にはあまり効果的ではないと思っています。

 

最近活字と言えば、ディスプレイ上の文字を見ることが圧倒的に多くなりました。

ウチでは新聞もとっていませんし、駅の売店で週刊誌を買うこともありません。

そんな中、本を読むのは昔から好きで(もちろん今は電子版もあるのですが、やはり紙の感触が心地良くて)、ベッドの枕元には、寝る前の10分20分を費やすための文庫本が常に置いてあります。

 

本を実際開いてみると、画面で読み慣れた活字に比べて、まぁなんと改行の少ないことか!と驚かされます。

ひとつの段落にいくつもの句読点が並び続けた末、ようやく改行される。

1ページの「密度」が異様に高いのです。

小説でセリフが綴られている時はカギカッコがつきますから、自然にその都度改行されて白紙スペースが増えるのですが、その他の部分は文字がギッシリ。

作家によっては、1ページまるまる改行がないこともあります。

パッと見ただけで、難しい論文を読まされるような気分になってしまいます。