ご丁寧!なアナウンス
最近、電車内での駅名案内は、最近録音音声によるアナウンスがほとんどです。
駅名・乗り換え路線のお知らせから英語バージョンまであり、初めての外国人観光客にも安心感を与えていることでしょう。
車掌さんによっては、その録音音声の後さらに肉声でのアナウンスが加わることがあります。
乗客のために、という誠意と親切心であることは十分理解でき、その点は感謝なのですが…。
「そこまで重ねてしゃべらなくてもいいよ」なんて思ったりもします。
そんな時、肉声でのアナウンスが頼りになるのは、何かしらの「イレギュラーな事態」が発生した時。
特に、ラッシュの時間帯など皆が時間を気にし、ストレスフルになる時間帯。
端的に言えば「電車が遅れる」際の情報提供です。
私がせっかちだからなのかもしれませんが、「それ言われても、それって情報として必要か?」と特に思うアナウンスが2つあります。
ひとつは「ご乗車になってお待ち下さい」。
電車が動かない時、「降りてしまう」人が出ないようにするための配慮、なのでしょうか?
たいていの人はヘタに動いたりせず、そのまま事態の推移を見守るはずです。
そしてもっと気になるのが「信号が変わり次第発車します」。
信号が青に変わったら動き出すことくらい、言われなくてもわかっています。
情報として欲しいポイントは、
それが「いつなのか?」
「30秒後なのか、5分以上かかるのか?」です。
それがはっきりしないのならば、いくらアナウンスされてもあまり意味がないように思います。