さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

カラオケへの「こだわり」

カラオケブームは沈静化したと言われつつ、都心部はもちろん郊外の駅前にも必ず2つ3つのお店がちゃんと営業している…

それだけで、いまだに根強い需要があることがわかります。

 

私自身も、カラオケ屋さんマーケットの維持・拡大に貢献している一人です。

頻度としては平均して月に1回程度ですが、いったんのめり込むと「深い」のが特徴です。

 

「カラオケ仲間」がいくつかあって、それぞれメンバーが異なるのですが、どのグループでもしょっちゅう集まっていると、結果として同じレパートリーを披露するようになりがちです。

そこは「自称音楽愛好家」(?)のプライドが許さない!

そこで、「同じメンバーの前では同じ歌は歌わない」をモットーにしているのです。

誰に言われたわけでもない自分だけの勝手なこだわりですが、「あぁ、アイツまた〇〇のウタ歌ってるよ…」と思われるのが不本意なので…。

これって、実行してみるとけっこうハードルが高いことがわかりますが、これによって世の中の数々の歌を研究し、メンバーの年齢構成から好んでもらえそうな年代の曲を都度ピックアップします。

こうしたリサーチによって、当時あまりヒットには恵まれなかった名曲や、古き良き時代の懐メロの中から、自分が歌えそうな歌を探し出す喜びも味わえるのです。

 

また、カラオケの一般的なパターンは、集まってワイワイ騒いだあと二次会としてなだれ込むのがメインでしょう。

しかし、私としてはカラオケを「イベントのオマケ」ではなく「メインディッシュ」として楽しみたいと思っているのです。

 

どこの世界にも「同好者」はいるもので、同じ趣味を持つ仲間がいます。

土曜日の午前中、東京人ではないその人は、新幹線で東京駅にやってきます。

本当ならお茶かランチを、となるところですが、会うなりカラオケボックスに直行し、そこでランチとしてフードメニューを注文するのです。

カラオケボックスと侮るなかれ、最近はどこのお店も食事からドリンク、スイーツ・スナック菓子に至るまでそこそこメニューが充実していて、まったく不満はありません。

そして、夜までの「フリータイム」(持ち時間約6時間)、とにかく歌いまくるのです。

 

ノドに良くないので、歌う時にアルコールは口にしたくありません。

(飲み会の二次会のカラオケが好きになれない大きな理由のひとつ)

たっぷり歌い終わってから移動して、心置きなく飲みながら食事。

次の日、日曜日は朝食後、せっかく東京に来たのだからと、いろいろなスポットを半日かけて案内。

昼食後は前日と同じパターンで5~6時間歌いまくり、夜7時過ぎに帰りの新幹線を見送ります。

 

もちろんそのほかに、自宅では自作の曲のレコーディングも定期的に行っているので、「歌う」という行為に対してある意味異常な接し方とも言えますが、トシをとって声が出なくならないうちは、音域がキープ出来ているうちは、「歌えることの喜び」を満喫したいと考えている私です。