ステージ活動の原点
基本的に社交的な私は、仲間内の集まりでもおしゃべりの中心にいることが多いです。
(友人曰く、初めはちょっと見マジメでとっつきにくそうに思われるそうですが…)
仕事で関西に住んでいた期間もかなり長く、人付き合いやマスメディアの影響などで「しゃべくり」もかなり鍛えられた感があります。
「しゃべったら、笑いをとってなんぼ」みたいな感覚もひそかに芽生えました。
そんなキャラクターなので、人前で緊張することはあまりなく、パフォーマンスには抵抗がありません。
そもそも人前に出る機会と言えば、自分の好きな音楽関係ばかりですから、なおさらそうなのかもしれません。
そんな私が初めてステージに立ったのは、バイオリンの発表会。
まだ5歳でしたから、緊張という感覚もなかったのでしょう。
当日どんな弾きっぷりだったかは覚えていませんが、みんなが見に来てくれるところに出ていくのが楽しみだった記憶だけはあります。
発表会参加はその後も多くあります。
人前でのパフォーマンスとして明確に記憶が残っているのは、中学校でのDJ(?)活動です。
部活で「放送部」に所属していた私、当時学校では昼休みでの全校放送と下校時のアナウンスを任されていました。
昼休みのうち15分ほど、(事前に教師の許可の上で)好きな音楽を流していたのですが、各教室につながるマイクの前で自由にしゃべることもありました。
そこで、単に曲目紹介だけでなく、その日にあった出来事や友人との話の内容をはさんだりもできたのです。
いま思えば、かなり自由な校風だったなぁ…
下校の際は「皆さん、下校の時刻になりました。気を付けて帰りましょう」を生でアナウンスしていました。
決まった原稿だけではつまらないので、毎回何かひと言付け加えることを自分なりの習慣にしていました。
そんな経験が、社会に出てからのプレゼンやディスカッションの場に、多少は役立っているでしょうか…