さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

芸能人のプライバシーその2

前に述べたように、ワイドショーは下火になり、芸能レポーター「突撃取材」の場面をTVで見ることは、過去に比べるとめっきり減少しました。

しかし、週刊誌やスポーツ紙などのメディアが健在なように、芸能人をゴシップの根源として扱う風潮がなくなったわけではありません。

 

芸能人本人や所属事務所は、レポーターからの「取材を受ける」立場から、「自らの情報を提供する」立場に変わって来たような気がします。

ブログは、彼らにとっても「自己の意思表示」の代表と言えるかもしれません。

 

また、ワイドショー時代にはあまりなかった現象として、「報道関係各位」と書かれた結婚等報告のFAXがあります。

あれは、芸能人側からの「私を話題にして!」「記者会見で注目して!」というある種の「アピール」ですよね。

 

自己PRは芸能活動の命ですから、それ自体はわからなくもありませんが、最近気になる(気に入らない)のは、「結婚しました」として、相手の顔をハートマークで隠した画像をアップする現象。

あれは「私を注目して!でもまずい部分は見ないで!」という、見方によっては都合の良いやり方だなぁと思う時があります。


トーク番組のスタジオ収録において、オンエアしては問題のある人物の実名を「ピー音」やイニシャルで隠す手法と同じ発想。

好奇心だけを煽っておいて実体を明かさないので、欲求不満だけが残ります。

 

もちろん、結婚相手は芸能人ではないのだから、顔が公表されては困る面もあるでしょう。

まぁ、私だって別に相手の顔がどうしても知りたいわけではないのですが…。

でも、相手だって、誰かに強制されたわけではなく「自らの意思で」芸能人を結婚相手に選んだのだから、そのために自分自身が注目を浴びる結果になることも当然覚悟の上で、想定の範囲内なのではないかな?と思ったりもします。