さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

CMのBGMは深い!

プロフィールでも紹介しているように、私は楽器や作曲・編曲・ヴォーカルなど音楽と共に生きている面があります。

したがって、番組やCMに触れる際も「見る」と同時に「聞く」=音の世界にけっこう関心が行きます。

 

歌が(聴くことも歌うことも作ることも)好きなので、そのうちTVやコトバと違う「はやり歌とともに」なんて新たなカテゴリーをつけて、歌の話題も展開しようかと思ってはいますが…

 

今日はTV界に関連させて、CMのBGMについて。

 

たいていのCMは、バックに音楽が流れています。

インスト(歌ナシ)のものも多いですが、歌もけっこう使われています。

画面の下部に小さく音符マークがついて、歌い手の名前が紹介されてたりして。

 

この場合、CDや配信のオリジナル曲が流されるのが一般的ですが、CMに合わせて既成の歌を「替え歌」として使うのもけっこうあって、選曲や作詞のセンスに驚いたり、時に呆れたり。

 

いま盛んに流れているモバイル関係のCMが、み~んな「替え歌」を使っているのは、偶然の一致か、意図的なものか?

 

「UQモバイル」は、「UQ」に引っ掛けて、あのピンクレディーの「UFO」が使われています。

 

この曲が発売されたのは1977年、なんと42年も前の歌がいまだ色彩を失わずにこのように使われていることに感動です。

もしかしたら、ユーザーは「元歌」を知らないでCMを見ているのかも、なんて。

 

「Yモバイル」も、オリジナルは「Young man」(西城秀樹、カバー元はヴィレッジピープルの「YMCA」)をもじっているし。

 

「LINEモバイル」のメロディーは、なんと「いい湯だな」の「ババンババンバンバン」の部分です。

よくCMに持ってきたなぁ…

 

別系列ですが、「ファブリーズ」のCMのバックに(はやり歌ではありませんが)「おぉブレネリ」が使われていることは、ほとんど意識されていない気が…

 

CMと音楽(歌)の関係には、

まず歌があって、CMを作るに際してその歌を利用するのか。

CMの企画があって、それに合う歌を作るのか。

の両者があると思うのですが、これについては個人的にけっこう「深い」ものになりそうなので稿を改めて述べることにします。