さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

大好きな城巡り。国宝・松本城の天守を愛でる~全都道府県旅行記・長野県

私の旅の大きな目的は、以前から触れているように「鉄道に乗る」こと。

 

まず乗り鉄」が優先で、旅先は二の次だったりします。

そして、大小さまざまな駅舎を見るのも好きです。

 

駅も良いのですが、旅先での楽しみとしては、もっと大きな建造物である

「お城巡り」があります。

最も手軽に「歴史」を味わえる、「実物大の博物館」だと思います。

 

駅を降りてお城があるところには、必ず訪ねることにしています。

 

これまで訪ねたお城を(天守のあるところ)記憶の限りで挙げてみると、

弘前城小田原城松本城名古屋城犬山城大垣城彦根城、姫路城、岡山城松江城松山城宇和島城丸亀城高知城唐津城、熊本城。

ほかにもあったかもしれません。

 

昨年の夏に訪れた埼玉県・行田市にも、忍城(おしじょう)」という名の魅力的なお城がありました。

あまり知られていないゆえに観光客も少なく、じっくり雰囲気に浸ることが出来ました。

saewataru.hatenablog.com

 

大阪城ももちろん行ったことがありますが、あまり「観光地」感はありませんね。

城内は「ビル」と一緒ですから…

 

お城そのものの美しさ・豪華さ・規模の大きさという意味では、やはり姫路城(別名:白鷺城)が随一かと思います。

ただ、姫路城は平城のため、天守閣に登っても見える風景はビルの5~6階ぐらいの高さ程度。

天守閣から見える風景が、ちょっと残念?

お城自体は文句なしに美しいのですが、この点でいまひとつ爽快感がありません。

 

「眺め」の点では、小高い丘の上に建つ愛媛・松山城からの景色が抜群でした。

いずれこの連載の中で取り上げようと考えてはいるのですが、北海道から下ってきて今日は長野県。

愛媛県に到達するまで、続くかどうか…

 

今回は、松本城

漆黒の重厚な造りが特徴的な、美しいお城です。

地元では、その色合いから「烏城」(からすじょう)と呼ばれることもあるそうですが、同じ「烏城」としては「うじょう」と呼ばれる岡山城もあります。

 

f:id:saewataru:20191031093414j:plain

長野県の中心都市・松本駅から徒歩でも20分ほどで着けるアクセスです。

 

新幹線が通っていないので、東京(新宿駅)から在来線特急に乗っても最速でも2時間半以上。

東京~新大阪間より時間がかかります。

しかし、プライベートな旅であれば時間は気にならないもの。

むしろ、移動時間自体もかけがえのないものに思えて、距離のわりには「はるばる感」が味わえる土地です。

 

県庁所在地は当然長野市なのですが、お城があることによる街並みの賑やかさや伝統の香りと言い、また県内のロケーションと言い、松本が長野県の中心的存在と言っても良いほどです。

事実、明治の一時期長野県が「長野県」と「筑摩県」に分かれていた頃、松本は筑摩県の県庁所在地でした。

 

松本城は、天守が国宝指定されているわずか5つの城のうちのひとつです。

(他は姫路城、犬山城彦根城松江城

全国的に名のあるお城ばかり。

国宝だけあって、どれも素晴らしいです。

 

お城周辺はこれまた広大な松本城公園になっていて、ほかのお城でもよくあるように、桜の季節には絶好のお花見スポットになります。

f:id:saewataru:20191031093806j:plain