さえわたる 音楽・エンタメ日記

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コンビニにトイレを借りるだけで入店したら、モノを買う?買わない?

 

街を歩いていて、不意にトイレに行きたくなった時、どうするか?

小さく、かつ一時的かもしれませんが、「深刻な問題」でもあります。

 

まずは、電車に乗っている場合。

「降りた駅」が一番確実です。

日常生活で使う駅であれば、ほぼ間違いなくトイレが設置されています。

 

ただし、ほとんどの駅のトイレは改札内にあります。

もし駅の近くにいたとしても、トイレを使うためだけに駅を使うことは普通ありません。

「どうしても」となれば、入場料(初乗り運賃分)を払って…もあり得なくはありませんが、少なくともそういう目的で駅構内に入った記憶はありません。

 

次に考えるのが、デパートやショッピングモールなどの「商業施設」。

そこそこ大規模であれば、「にわか客」に成りすまして駆け込むことは出来ます。

ただ、本当に「街中」にいないと、そうしたお店自体がないのでダメです。

 

少し街外れには、ちょっとした広場にベンチの2つ3つ置いてあるような「公園」を見かけることがあります。

しかし、それほど土地勘のない場所で、たまたまそうした「トイレのある公園」に遭遇することは、商業施設よりレアケースです。

さらに、「マップ」で調べて仮に近くで見つかったとしても、そこは基本的に「屋外」。

「清潔感」という意味では、使用するのにかなりの覚悟が要ります。

切羽詰まっていれば、そんな悠長なことは言っていられないのですが…。

 

こうして考えた場合、

「コンビニ」の存在は実に身近でありがたいものです。

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ここで前提として、「コンビニにトイレが設置されているか?」ですが…

 

自宅から最も近いコンビニには設置されています。

ただし、同じチェーン店でも場所によって違うようです。

入口前に「当店はトイレを設置しておりません」の貼り紙がしてあるところも、見ることがあります。

 

詳しいデータがあるわけではありませんが、設置していると仮定して、問題は

「トイレを借りるだけ借りて、何も買わずに出ることが出来るか?」

です。

 

皆さんは、どうお感じになりますか?

 

もちろん、物理的に「入店⇒トイレ直行⇒何も買わずに即退店」は可能です。

要は、その「度胸」(?)があるかどうか、の問題です。

 

これはお店の構造によって違うでしょうが、レジからすぐ見通せるところにトイレがある場合が多い気がします。

そもそも、コンビニのお店自体どこもそれほど大きいわけではないので、レジの店員は、店にいる客の動きを全部見渡せているはずです。

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トイレは当然ながら、「使う」ために作られているモノ。

しかし、それは本来「買い物客」のためです。

 

これは、

「トイレを使うなら、その店の客になる」。

すなわち、「何かモノを買ってこそ」がマナーなのか?

そこまで気にする必要はなく、「切迫していて、たまたま見つけたから入った」と割り切ってしまってもOKなのか?

 

さらに考えてみたのが、

「店側にとってのトイレの維持コスト」です。

ある調査によると・・・

トイレットペーパーその他の消耗品や光熱費、清掃のための人件費等のコストを、利用客数で割ると(計算の詳細は割愛して)、

「ひとり1回当たり約6円」との試算結果が出たそうです。

 

100円ぐらいのガムか安いお菓子1個買えば、お店の儲けは10円ぐらいにはなるかもしれない。

今すぐに欲しいものはなくても、やはり「何か買って、堂々と客になって使うべきかなぁ」と思ってしまいます。

 

ちなみに都区内では、

東京駅・秋葉原駅池袋駅に「有料トイレ」があります。

利用料金は、どこも100円。

やはり、そのくらいの価格が「相場」なのでしょう。

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もちろん、買わなかったからと言って、店員から直接咎められるわけではないでしょう。

ひとえに自らの「良心」の問題です。

 

「あの逼迫感」が目の前で解消すると思えば、コンビニで100円程度の買い物は決して高くはないかな?とも思います。