さえわたる 音楽・エンタメ日記

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「間違いだらけの」と言われるとドキッとする健康法~ウォーキング・筋トレ・ラジオ体操・早寝早起き・半身浴・「カラダに良い」食物全般

テレビで取り上げられない日はないほどよく見かけるワードとして、「健康」があります。

それ自体を番組名に冠したレギュラー番組もありますし、バラエティーの中のワンコーナーとしても定着している感があります。

 

「健康」は、人生永遠のテーマ。

「グルメ」と並んで、話題が尽きることはないのでしょう。

 

そこでは、さまざまな「健康法」が紹介されます。

「ダイエット」とセットにして語られることも多いです。

 

具体的な種類はキリがありませんが、思いつくままに挙げると…

  • 睡眠
  • 運動:ウォーキング・体操・筋トレ・スイミングなど
  • 足裏マッサージ
  • 呼吸法
  • 入浴:時間・半身浴
  • アロマテラピー
  • 栄養管理:食事回数・量・カロリーコントロール
  • 飲酒管理

 

皆さんは、「健康保持」のために何か積極的に取り組んでいらっしゃることはありますか?

 

中でも「運動」と「食」に関するものが、一番のキーワードになりそうです。

イメージ的にも納得できます。

 

それらが

「名医の教える〇〇法」

「毎日〇〇分継続で、見違える効果」

などの宣伝文句とともに紹介されるのですが、それと並んでよく耳にするのが

「間違いだらけの〇〇」

という表現です。

 

 

視聴者の気を引くためのキャッチコピーなのでしょうが…

「これまで良いとされていた健康法は実は『間違い』で、実際はこうした方が良い」

と断言されると、一瞬ドキッとする。

たとえ自分がその健康法を実践していなかったとしても、それが良いと信じて続けて来たことを根本から否定されたような気分にさせられます。

 

 

具体的にいくつか挙げてみると・・・ 

ウォーキング

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身体にそれほど大きな負担もなく、習慣づけさえすれば気軽に続けられそう。

ジョギングよりハードルが低くて、やりやすそう。

健康的で効果的なイメージがあります。

 

しかし、年代によって、また個人個人で、適切なウォーキング時間や時間帯には違いがある。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。

ちょっと考えれば当然のことです。

 

筋トレ

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真っ先に気になる部位として思い浮かぶのは、腹筋。

より積極的には胸・腕・脚などが挙げられます。

 

ただし、これらは「健康法」もさることながら「見た目」の要素も大。

「真に健康的な長寿を目指すなら、スクワットの方が効果的」と言われたりもします。

これも個人差大いにあり、と思います。

 

ラジオ体操

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最もお手軽な運動メニューとして、広く行われているラジオ体操。

学校や公園、また職場で実施されていることもあります。

小学校の夏休みの「課題」にもあったように、ラジオ体操と言えば「早朝」がつきものです。

 

しかしそれよりも、1日のうちで体温が最も高くなる夕刻の時間帯に行った方が効果的、とする説もあります。

また「ラジオ体操のように反動をつけた動きは、かえって筋肉を傷める可能性がある」との主張もあります。

 

早寝・早起き

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健康法の代名詞と言われる「早寝・早起き」。

子どもであればそれがベストなのでしょうが、仕事をもてばそれがままならなくなるのは必然。

また、トシを重ねてくると「長時間眠ること」自体が出来なくなってくる。

同時に「長時間眠る必要」もなくなってくるのです。

 

若い頃は8時間睡眠がベストであっても、高齢世代では6時間で健康維持には十分だったりする。

あまり早寝をして、6時間睡眠で「深夜・未明の時間帯」に目覚めてしまうのは逆効果になるとも言われます。

 

半身浴

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これもブームを呼んだ入浴健康法です。

「半身だけ湯に浸かれば、身体が芯から温まって良い」とされる半身浴ですが、客観的な立証データはない、とも言われます。

「熱い湯に半身浸かるよりは、ぬるめの湯で一定時間全身浴をする方が血行促進効果がある」とも言われています。

 

 

代表的な「運動メニュー」だけを挙げましたが、「食」に至っては、もっと数限りない種類になるでしょう。

「〇〇を食べるとカラダに良い」

のPR文句は、数限りなくあります。

それらのモノを全部食することは、不可能です。

 

いろいろな学説や考え方があるのは、自然なことです。

ただし、それを一様に

「今までのものは間違い」と否定するから、ドキッとするのです。

 

どれも「個人差」があるのです。

また同じ個人であっても、その日のコンディション次第で状況は変わってきます。

もちろん、年齢によっても違います。

 

自分に合ったメニューだけを、主体的に選べば良いことです。