お茶や水のペットボトルはゼイタク品?
世の中にペットボトルが登場する前、おカネを出して買う飲料と言えば、ビンや缶入りのコーラやジュースが主流でした。
お茶は、家の中で「茶葉を急須に入れて注ぐ熱い飲み物」が当たり前でした。
そんなお茶が「緑茶飲料」として登場、本格的に普及したのは1990年代に入ってからのようです。
その後、麦茶やブレンド茶などさまざまな種類のお茶が登場し、コーヒーや紅茶同様、「お金を払って購入する」飲料の仲間入りをしました。
銘柄によって多少の違いはあるでしょうが、コーヒー・紅茶やコーラなどとだいたい同じ価格になっています。
500ミリリットルで150円程度。
1本あたりでは決して高い価格ではないかもしれませんが、毎日1本…と考えると、
「かつてはタダで飲んでいたものに対して、1か月で5000円も払っている」
などと、ものすごくケチくさいことに頭が及んでしまいます。
ミネラルウォーターも然り、です。
「水道水の何倍するのだろう?」
同じく500ミリリットルのペットボトルのミネラルウォーターは、単純計算で水道水の約1000倍の価格になるとか。
「水をペットボトルで買うくらいなら、『味のついている飲料』の方がマシかな?」
などと。
私は「マイ・水筒」派です。
「塵も積もれば~」…100円10円のお金云々の理由もなくはありませんが、ほかにいろいろメリットが感じられるからです。
まず、1袋にすれば数円のティーバッグの麦茶をやかんに入れて沸かせば、2日分3日分のお茶がまかなえます。
水筒に入れれば、その日じゅうはある程度の温かさ・冷たさがキープできます。
飲みかけの無駄も出ませんし、何より、飲み干したあと当然ながらペットボトルのごみが出ません。
自分で弁当を作り、職場で食事もする環境だからこそ、習慣化できていることなのかもしれませんけどね。