さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

要望を聞いてくれないクイックマッサージ

仕事柄、またこの体型柄、首・肩こりや背中・腰の痛みはもはや持病化しています。

特に腰は椎間板ヘルニアを患い、何年かに一度歩けなくなるほどの激痛に見舞われ、日常生活にも大きく響いて困っています。

 

そんな時はもちろん専門の整形外科に通わなければならないのですが、忙しさが続いてちょっとリフレッシュしたい時、街のクイックマッサージを使いたくなる時があります。

 

最近はお店間の競争で、利用者にとってはありがたいことに料金も水準が下がってきて、ひところは「10分1000円」が当たり前だったのが、最近は「1時間3000円」前後が相場になっています。

驚くほど高額ではありませんが、月に何回も通えるかと言われると正直迷う水準です。

自分にとっては、マッサージに通うことは「ぜいたく」「自分へのごほうび」のカテゴリーに入ります。

 

金額もさることながら、お金を払っただけのサービスがきちんと受けられるかの方が大事です。

ただ、施術者リストからお好みを予約OKと言われても、誰がうまいのか、自分に合っているのか、実際に受けてみなければわかりません。

 

また、初回は「どのへんがおつらいですか?」と言葉では訊いてくれます。

時間が無制限にあれば「全身もみほぐし」を希望しますが、そうもいかない。

そこで、背中(首・肩は自分で手が届くが、背中は届かない)と足裏(単純に気持ちいい)を集中的に、と頼みます。

ところが、5分経っても10分経っても、お目当ての個所に手はまったく触れられて来ず、全然お目当てでないふくらはぎの辺りを分厚いジーンズ越しにひたすらさすっている。

 

確かに、気持ちいいか良くないかと言われれば、気持ちはイイです。

でも、そこは自分でもみほぐせます。

押して欲しいのはそこじゃないんです!

 

そんな時、最近は言いたいことが言える度胸も身に付いてきたので、15分ぐらい様子を見て相手が的外れな時は、具体的に場所をはっきり言うようにしています。

ところが、困ってしまうのはそんな私の注文に対し、「脚をもむと背中もラクになるんですよ」的なウンチクをたれてくる施術者の存在。

確かに専門家に言わせればそういう理屈もあるのでしょう。

でも、そんな「間接的効果」をヨシとするほど、こちらには時間がないのです。

 

自分に合うお店をどう見極めるか…

これって、マッサージだけでなく美容院や飲食店など、どんなところにも通じる話かもしれませんね。