喫煙権?
現在、標準的なたばこはひと箱(20本入り)で500円ぐらいするそうです。
1日ひと箱吸うとしたら、相当な出費で大変だと思います。
たばこに対する世間の目もずいぶん厳しくなり、愛煙家の方々には暮らしにくい世の中になったようで。
私は生まれてこのかた、たばこをまったく吸ったことがありません。
かつて一緒に暮らしていた両親・祖父母全員がヘビースモーカーの環境で育ったため、かえって反発心で吸わなかったのか、単に好みでなかったのか。
何かと誘惑の多かった高校時代、クラスメートがこっそり(?)トイレの個室で喫煙していても、まったく吸おうという気は起きずに現在に至っています。
たばこが喫煙者自身や周囲に与える影響は、改めてここで述べるまでもないことですが、今このコラムのタイトルを打とうとしたら、「嫌煙権」は自動変換で出てきましたが、「喫煙権」という言葉は一発では出てこなかったため、その点でも分が悪いのかもしれません。
そんな中、今何が気に食わないかって…
勤務先では「喫煙コーナー」が設けられ、執務室内は禁煙が徹底されている「常識的な環境」にあるのですが、仕事中なのにたばこと称して頻繁に席を外す連中。
喫煙コーナーはエレベーターを降りた屋外にあるので、1回行くと10分以上不在になることも多く、それが1日何回も繰り広げられる。
あれは「ズル休み」と同じではないのか、と。