「言い訳CM」その1
長い歴史の中で、さまざまな理由から「放送禁止」となったCMが数多く存在します。
この前たまたまYoutubeでその特集を見たのですが、自分としてはまったくOKで「そんなことまで気を使わないといけないなんて」と思うものもあったりして、制作者側の苦労がしのばれました。
その対策の一環としてなのか、批判やクレームへの「言い訳」を織り込むCMが目立ちます。
特に印象に残るのが、化粧品や健康食品関係のCMによくある
「個人の感想です」
「すべての方に効果を保証するものではありません」的断り書き。
あれは、ルール上入れなければならないもの、なんでしょうか?
それとも「断りを入れたのだから、たとえ効果がなくても当社には責任はない。だからクレームは受け付けない」姿勢からでしょうか?
だとしたら、15秒・30秒の中ほんの1秒未満、それも読み取れないような小さな文字で表示して、それで十分説明したことにする態度は、ちょっと姑息な気がします。
(ちなみに、医薬品では科学的根拠が厳しいので、「眠くならない」と断定してはダメで、だからセリフでも「眠くなりにくい」としか表現出来ないそうです)
まぁ、世の中どこにでもクレーマーがいて大変だとは思いますが…