アフター5の付き合い~楽しければいいけれど
仕事終わりに「ちょっと一杯、行かない?」。
どこの職場でもよくある光景でしょう。
特に今宵は金曜日…
この時のメンバーが気の置けない同僚だけであればまだ良いのですが、仕事がらみだとなかなかそういったシチュエーションにはなりません。
飲み会の良し悪しは、お酒や料理の良し悪しではなく、ひとえにメンバーに尽きる…そう感じています。
仕事で疲れた上に、その延長線上で仕事の話題について上司や先輩、嫌いな同僚からも聞かされる…。
「ちょっと一杯」と言っておきながら、本当に一杯で終わることはほぼ100%ありえません。
ヘタをすると、二次会に引きずり込まれたりします。
かと言って、おごってもらえるわけでもない。
これではまるで「金を払って行うサービス残業」です。
私自身飲めない体質ではなく、まぁまぁ人並みに飲めます。
ただ、家での晩酌は一切することがなく、アルコールがなくてもまったく平気です。
むしろ、アルコールなしで食事そのもののおいしさを味わいたい。
特に「白いお米」がないと、生きていけません。
通常の飲み会だと、おつまみ(酒の肴)はいろいろ充実していたりしますが、それがいくら豪華であっても、お米のメニューがないことが多く、満足できないのです。
また、高級な料理屋さんだと、前菜・煮物・焼き物…等々順番に出て、最後に漬物やみそ汁と共に白米が「少々」出されたりするのが定番ですが、「お米は料理と一緒に」食べたいので、ああいったコース料理はどうも好きになれません。
それでいて量は中途半端に少ないので、それでお腹がいっぱいになることもない。
リッチな食生活にはほど遠い小市民なんですね。
いくら安い居酒屋でも、外でお酒を飲むと高くつきます。
「この1回の飲み会代で、ごはんお代わり無料の定食屋に何回行けるだろう?」
「1回外食するお金をスーパーの買い物に充てたら、何日分暮らせるだろう?」
楽しくない飲み会に直面するたび、ついそんなことを思ってしまいます。
今でこそ少なくなりました(?)が、かつては泊りがけの社員旅行などもありました。
当然土日の休みを潰して、交通費・宿泊代自腹で、です。
当時は職場で下っ端だったので、幹事役を押し付けられて、夜の宴会では一発芸を強要されて、など、今ならばセクハラ・パワハラになりかねないことも普通に行われていました。
あの「悪夢」を考えれば、今はだいぶ健全になったと言えるかもしれません。