「最〇端の駅」探訪その2~最南端
このコラム、東西南北4回に分けて書いていきます。
先日の「その1」は最北端の稚内駅でしたが、今日は最南端。
鹿児島中央駅から終点・枕崎駅まで約2時間半ほどの路線の途中にあります。
ホームに降り立つと、別名「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳が正面に大きくそびえ、「日本最南端の駅」の碑が立っています。
本当は下車して散策することも考えたのですが、周囲には何もなさそうだし、いま乗っている列車をやり過ごすと大変なので(当時1日7~8本しかなかった)停車中にちょっとだけ降りてあわてて乗り直し、「最南端の終着駅」枕崎駅まで足を伸ばしました。
かつお漁で有名な港のあるこの街、地図も持たず気のおもむくままに海の方向に歩くと、いくつかのかつお節加工場があり、ダシのイイ香りが漂ってきます。
10分ほど歩いて「台場公園」に到着。
何もないただの広場ですが、目の前に港と魚市場、背後すぐに迫る山の風景が実に美しかったのを覚えています。
この時は鹿児島市内に戻る前に、途中「砂蒸し風呂」で有名な指宿で宿泊しました。
ここでは一応「鉄道の駅」を想定していて、モノレールやLRTも含めると、現在最南端の駅は沖縄県のモノレール「ゆいレール」赤嶺駅ということになります。
沖縄はそれ以前に行っていますが、今度は「ゆいレール」にも乗ってみたいものです。