さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.3 珍しい「タンゴ」へのチャレンジ】「Shadow Tango」

連載3回目となるオリジナル作品発表記事。

今回は、現在のヒットチャートではお目にかかることのないジャンルの歌、

「タンゴ」

を作ってみました。 

 

タイトルは

「Shadow Tango」

です。

 

18世紀後半にスペインで発生した、「ダンス音楽」の一種。

これが南米に渡って、アルゼンチンタンゴとして有名になりました。

 

タンゴには、いくつかの特徴があります。

  • 独特なリズム:強い4拍子で、「タタッタラ~ラ~」のリズムが刻まれる
  • ダンスに合わせて、早歩きするくらいのテンポが一般的
  • メロディーはメランコリックはタッチのものが多い
  • 伴奏楽器として「バンドネオン」(アコーディオンに似た音色)が使われる

細かいことは気にしなくても、聴けばすぐタンゴとわかるパターンです。

 

通常なら作るきっかけはないのところですが、ある時タンゴをテーマとしたオーディションがあって、初めてチャレンジしてみたのがこの歌です。

先にメロディーを仕上げ、作詞家パートナーに後から言葉を埋めてもらいました。

自分の中でも珍しいレパートリーとして、印象深い歌です。

 

哀愁を帯びた短調のメロディーから始まり、途中一時的にリズムを少し緩めて長調に「転調」し、サビ前で再び短調に戻しているのが特徴です。

 

前回の記事で歌詞掲載のご要望がありましたので、今回から歌詞全編を入れておきます。

 

<歌詞>

誰のための夕日だろう まぶしい

暮れる街に響き渡る 黄昏タンゴ

君じゃないとピースかけた パズルさ

別れから ひとりきり 生きて来た

 

二度と君に 会えやしない

そんなことは わかっている

出会い 恋に落ちた街を

たとえ何度 訪ねても

でも この高鳴り

この激しさ 止められない

 

Last Night 君はうつむいて

涙こぼしたね その心の色隠し

Last Kiss 君の切なさに

なにも気づけずに ただ背中向けた

 

古い写真 胸にしまい たたずむ

踊れ踊れ 思うままに 情熱タンゴ

僕と君のような 二人眺める

つらくても 迷っても 手放すな

 

見えるだろう 君の街さ

二人笑う 写真出す

甘い声が 胸に浮かぶ

おどけながら はしゃぐ君

ねぇ思い出すね 痛いくらい 強く抱いた

 

Last Night 君は生き方を

誰に任せたの その炎の色消して

Last Day 傷に気づかずに

君のせいにして この街を出たよ

 

Tango 君の悲しみを

そっと抱き寄せて 今Shadow Tango踊る

Tango 君のあの涙

思い触れるよう Shadow Tango踊る

 

  

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