さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

海外出張時のホテル。良かったこと、困ったこと

1年のうち、どれくらい仕事(出張)で「ホテルに宿泊しているか」。

一番多かった1年を振り返ってみると、

 

<国内:3か所>

  • 大阪3回(2泊・2泊・2泊)
  • 岐阜1回(4泊)
  • 博多1回(3泊)。

 

<海外:8か所>

  • 上海1回(6泊)
  • シンガポール1回(6泊)
  • ハノイ1回(6泊)
  • ニューヨーク1回(6泊)
  • 香港1回(4泊)、深圳1回(6泊=香港と連続で土日をはさんで計10泊)
  • インディアナポリス1回(6泊)
  • ソウル1回(6泊)。

 

通算で約2か月も、仕事がらみで家を空けていたことがわかりました。

 

国内なら土地勘もあり、もちろん言葉に問題はなく、食事も馴染みがある。

一方、海外は当然のことながら、そのすべてが逆になる。

大きな緊張感とストレスに見舞われます。

 

1回出かけると通常は「1週間コース」。

現地で平日「月~金」通して働くために、日曜の夜から前泊し、金曜に仕事が終わってもその日の夜に帰ることは出来ず宿泊し、翌日土曜日(時差のある場所では日曜日)に帰国する。

つまり、「日~金まで6連続宿泊」が基本パターンになります。

 

出張先で少しでも快適に過ごせるために、ホテルライフ、特に海外での環境は非常に重要です。

 

そこで感じた点をいくつか。

 

セキュリティ上グレードの高いホテルを選んでもらえる

出張先として東アジア、東南アジアが多いです。

治安上それほど大きな問題はないのですが、日本ほどの安心感は得られない。

会社側も、そこは「社員の安全」に配慮してくれる。

 

国内のホテル選びには、コスト上何かと制約がつきまといますが、海外の場合、プライベートではとても宿泊出来ないであろうラグジュアリーなホテルに泊めてもらえることが多いです。

 

saewataru.hatenablog.com

 

職場までのアクセスは快適

上記とも関連しますが、不慣れな土地で迷ったりすることがない配慮もされます。

滞在中は毎日、ホテルからオフィスまで社用車による「送迎」がつきます。

日本では考えられないVIP待遇です。

 

もしくは、ホテルがオフィスのすぐ隣にあって、徒歩数分の超至近距離の立地だったり。

アクセスに困ることはありませんでした。

 

アジアの朝食は充実。アメリカは軽食のみ

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朝食メニュー。

アジアのホテルは、(私の泊まったところがたまたまだったのかもしれませんが)どこもバイキング(ビュッフェ)スタイルが定着していました。

自分自身、朝にけっこう量を食べないと元気が出ないタイプ。

その点、バイキングはありがたいシステムです。

 

ただ、何泊もしていると、日本のホテルの場合同じメニューになりがち。

ところが、特に香港やシンガポールのホテルでは、1週間いてもクリアできないほどおかずの種類が充実していました。

アジア圏なので、お米があるのもありがたかった。

 

一方アメリカの朝食は、対照的に至って「シンプル」です。

バイキングスタイルになっていたとしても、用意されているのはトーストかバターロール、玉子料理とサラダ程度。

飲み物がコーヒーだけしか用意されていないところもあり、ふだんコーヒーを飲む習慣のない私にとって、それ以外に水分をとろうとすればミネラルウオーターしか選択肢がない!

これは結構味気ないものです。

(そもそも「水道の水が飲めない」こと自体、大きなハンディです)

 

水回りは不便

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これは日本でも同じこと。

ユニットバスになっていて、一応湯船スペースはあるものの、広さ的にシャワーで済ますことが想定されている。

 

海外の場合、それがもっと徹底しています。

かなりハイレベルとされるホテルで、客室そのものは豪華に作られていても、水回りは

いたってシンプル。

 

中には、浴槽もない「シャワールーム」オンリーのところも少なくありませんでした。

これが1週間続くと、(しかも寒い時期だったりすると)湯船に長く浸かることに慣れている身体にはかなりキツイものがあります。

 

クリーニング代が異様に高い

仕事で出かけているので、持っていく手荷物に基本「私服」はありません。

キャリーバッグに入れるのは、スーツの替えを1着、ワイシャツと下着・靴下は滞在日数の半分くらい。

数日間同じホテルに滞在するので、ワイシャツはクリーニングを頼みます。

 

手荷物を少しでも減らすために、仕方がないことと理解はしているのですが、これがけっこうおカネがかかります。

為替にもよりますが、どこへ行っても国内のざっと3倍ぐらいはするイメージです。

 

客室は広いが、ベッドは「短い」

国内のビジネスホテルは、ベッドが客室のほとんどを占めていて、室内でほとんど身動きのとれないほど狭いのが普通です。

それに対して、海外(特にアメリカ)の客室は、1室で2LDK分ぐらいの広さがあったりする。

 

ベッドルームとリビングが分かれている部屋もありました。

リビングにはソファーのほかに、仕事をするためのデスクスペースもあったりして。

外で十分仕事をしているので、ホテルに戻ってまでそのデスクを使うことはないのですが。

 

ただ、そんな立派な客室でも、ベッドそのもののサイズは決して大きくありません。

実際は、ダブルベッドサイズに近い「横幅」はあります。

しかし、どこも「長さ」がないのです。

これは、むしろ私自身の身長に問題があるのですが…

 

でも、たとえば西洋だったらカラダの大きい人も多いだろうし、客室自体も広いのだから、ベッドスペースをもう少し多く確保してくれないかな?と思うことがよくあります。

 

アメリカ・インディアナポリスのホテルの客室

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中国・上海のホテルの客室

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中国・深圳のホテルの客室

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インド・ムンバイのホテルの客室

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今はそんな忙しさから少し解放され、こうしてブログを書く時間もなんとか確保できています。