さえわたる 音楽・エンタメ日記

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マンハッタンの絶景がご褒美!~海外出張は極度の緊張感、そしてプチリフレッシュ

仕事に出張はつきものです。

国内だけならまだイイのですが、海外出張もかなりの回数ありました。

ほとんど毎月のように、どこかしらに出張していました。

 

これまでに行った先は、

台湾・フィリピン・インドネシア・韓国2回・中国3回・香港・インド・ベトナムシンガポール、そしてアメリカは3回。

10か国、計15回に及びます。

2008年までは1回もなかったのに、それ以降一気に発生しているのです。

 

国内は大阪あたりまでなら日帰り、遠方で宿泊が必要でもせいぜい1泊で済みます。

長くても2泊3日ぐらい。

でも、海外はたいてい1週間単位(最長は土日を含めて10泊11日)。

月曜朝から金曜夜まで現地で仕事をするために、前日の日曜日や仕事終了後の土曜日が移動日になります。

振り替え休日など、当然ありません。

 

アメリカを除くと、すべてアジアです。 

アジアは比較的フライトも短く、時差も1~2時間と少ないのでまだ救われるのですが、アメリカ行きとなると、まさに「決死の覚悟」です。

 

一番遠距離で過酷だったのが、NY行きのケース。

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日曜日午前中に成田空港を出国。

 

12時間以上のフライトを経て現地に到着すると、時差が12時間以上あるので、現地はまだ日曜日の昼。

体感的には日付の変わった真夜中なので、とても眠い!

 

機内はエンジン音でずっとうるさいし、窓側の座席の人がトイレに行くたびに席を立たなければならないし、いつ機内食が来るか時間が読めないし、などなど。

ぐっすり寝ているゆとりもありませんでした。

 

なにより、エコノミークラスだと前の座席にひざがつかえて、ものすごく窮屈!

結局、時差ボケ対応のため夜になるまでグッとこらえます。

夜中から翌朝まで、寝ずにいるようなものです。

翌日から仕事が始まるというのに、なんという試練!

そんなコンディションで、慣れない土地での1週間の業務がスタートするわけです。

 

滞在中は、当然日本語など通じるはずもない。

 

空港やホテルでのやりとりなら何とかなっても、ビジネスで英語となると、並みの緊張感ではありません。

パワーポイントの簡潔なはずの資料さえ、英語だとなかなかスムーズに読めない。

 

また、普通の出勤なら会社を一歩出れば仕事は終わりですが、出張中はランチやディナーも現地の人ととる場合がほとんどです。

食事と言っても、気分的には仕事の延長です。

 

来る日も来る日もパウンドステーキとハンバーガーの食事は、日本食大好き人間にはまさに地獄のメニューです。

仕事ですから「早く帰って寝たい」と言い出せる雰囲気でもないし、寝不足に拍車がかかります。

 

そしてようやく金曜日。

夜に仕事が終わっても、その日にすぐ帰国するわけにはいかず、現地宿泊。

翌日の土曜日に飛行機に乗ることになります。

 

帰りもやはり12時間かけて日本に戻ると、日本時間ではもう日曜日の夕方。  

重いキャリーバッグを引きずりながら帰宅、外出中の荷物を片づけるだけで、あっという間に夜になってしまいます。

 

そして翌日は、何もなかったかのように月曜日が訪れる…

出張中PCを持っていくので、メールチェックぐらいは出来るのですが、デスクを1週間空けた間にたまっている仕事を考えると、逃げ出したい気分になってしまいます。

 

唯一の救いは、最終日・金曜日のディナーのついでにマンハッタンのプチ散策が出来たことでしょうか。

 

昔から、あこがれの土地でした。

一生に一度でいいからマンハッタンに行ってみたい、とずっと思っていました。

観光であれば申し分なかったのですが、仕事とはいえその夢がかなって、「これで人生、思い残すことはない!」と本気で思うほどうれしかったです。

 

オフィスから、一大ターミナルの「グランドセントラル駅」へ。

巨大ホテルのロビーのような、威厳のある空間です。

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「ここが歌に出てくる五番街かぁ!」と、そぞろ歩き。

東京と比べると、歩道がけっこうデコボコしていて古いまんまだったのが、ちょっと意外でした。

 

あいにくの大雨でしたが、スケートリンクがあることで有名なロックフェラーセンタービルと、あのタイムズスクエアにも赴くことが出来ました。

 

個人的には「奇跡の写真」です。

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通り沿いには、高級ブランド店やエンターテインメント関係の看板がズラリ。
銀座と歌舞伎町を一緒にしたような、不思議な雰囲気の街並みでした。

 

本当は、出張がらみで別のことを書くつもりでした。

しかし、NYの感動をいろいろ思い出していたら、つい長くなってしまいました。

続き(本編)はまた明日お話しすることにします。