ネットショッピング後「ほんのひと手間」を怠ったために、PRメールの「配信停止登録」との終わりなき闘いに追われることに
ふだんのネットショッピングは、ほぼAMAZONに統一しています。
さすが「GAFA」の一員。
まさに「ないモノはない」品ぞろえ。
重いモノは持ち歩かなくて済むし、しかもたいていは翌日に届くし、もちろん到着日や時間帯の指定も出来るし、本当に助かっています。
ところが、主にポイントがたまる関係で時にYahooショッピングや楽天市場を利用します。
そこでは、Yahooや楽天は単なる「仲介業者」であり、実際にはサイトと連携している個別のショップとの取引になることがよくあります。
ふだんAMAZONとの「直取引」に慣れているので、その感覚でお買い物を進めてしまうと…
ここで、大きな「落とし穴」にはまるのです。
最終的な「購入決定ボタン」を押すまでのどこかのプロセスで、
「メルマガを受け取る」
「レビューメールを受け取る」
などのチェック欄がデフォルトで必ず入っているのです。
入力中、チェック箇所は1画面だけ。
しかし、それは何種類もの案内メール送信指定につながっています。
ですから、ここの部分のチェックをうっかり外し忘れて購入してしまったが最後。
そのあと、ショップからのメルマガや多数のPRメールが、嵐のように届くことになります。
たいていは、メールの末尾あたりに「配信停止はこちら」のリンクがあって、そこをクリックすると、すぐ手続が完了します。
それでも、こちらのメールアドレスをいちいち入力しなければならない面倒なケースもあります。
さらに「悪質」なショップになると、わざわざオリジナルのトップページに導くべくログインさせ、紹介商品を再びすべて閲覧させてからでないと、配信停止が出来ないような設計になっているところも少なからずあります。
一番タチが悪いと苛立つのは…
「このメールは重要なお知らせのため、『配信停止』を希望されたお客様も含め、全員にお送りしています」
といった趣旨で送信されてくるメール。
実際に読んでみると、平日の夜中に1時間だけ行われるシステムメンテナンスのお知らせだったり、商品のセール期間の単なるPRだったり。
興味のない客にとっては、はっきり言ってどうでも良い情報ばかりです。
先方曰く「重要なお知らせ」らしいので、いったん登録するとエンドレスに送信され続けます。
そこには「配信を拒否する」ボタンも用意されていません。
これとは別に…
ふだん使いのスーパーの支払いが、手持ちのクレジットカードでは行えなかったため、長いこと現金で支払っていたのですが、買うたびに釣銭で1円玉・5円玉を中心に小銭があふれ、財布が膨れ上がって困っていました。
実のところ、カードを何枚も持つのは好きではなかったのでそうしていたのですが、今後も必ず定期的に通う場所なので、意を決して新しいカードを久しぶりに作りました。
そしたら案の定、上記のネットショッピングと同じ現象が起こりました。
カード会社から、「案内メール」が立て続けに届くのです。
カードを導入してしばらくは、不慣れなこともあり「ひょっとして本当に重要な情報かもしれない」とマジメに目を通していたのですが、そのうち単なるPRであることがわかってきました。
ほとんどは「〇〇を買えば、〇〇に応募登録すれば、ポイント〇〇倍」の謳い文句で、ポイントをエサになんとか購買を促す内容ばかりです。
「〇〇ペイ」をアプリ登録した時も、まったく一緒でした。
マメに情報をチェックし、かしこくポイントを活用してお得な買い物をするのは、素晴らしいことではあります。
でもそれより、言葉巧みに展開されるポイントの「誘惑」に引き込まれることの方が怖い!
ポイント獲得を目的にして(半端なポイント数を増やすために)、いま本当に必要とは言えない商品に手を出し、結果ムダな出費を行ってしまうリスクの方が大きい気がします。
メールの「受信トレイ」や「ゴミ箱」、スマホアイコンの「未読」メッセージ(赤マルの数字)は、常にクリアしておかないと気が済まない性分。
常に「チェック外し」を行っている気分になります。
「配信停止」登録との仁義なき闘いは、今後も続きそうです。