成田は空港だけじゃない!初詣シーズンを外せば、風情をじっくり味わえる成田山新勝寺~全都道府県旅行記・千葉県その3
いよいよ12月に入りました。
毎年、年越し・初詣はどうしようかと考えつつ、有名なところは人出がものすごいので、ついサボってしまうこともあります。
大晦日の夜、真夜中に屋外で年越しを迎える人々の姿がテレビによく映し出されますが、寒い中出かけて行くあのエネルギーはすごいなと思います。
私は、仮に行くにしても3が日中の昼間、あるいは1週間ぐらい経ってからのんびりお参りする派です。
毎年、明治神宮や川崎大師などと並び、関東で指折りの初詣先である成田山新勝寺。
「成田のお不動様」として親しまれる日本一のお不動様で、開基以来1000年以上の歴史を持つ全国有数の霊場でもあります。
都内から初詣のためだけにわざわざ出かけるにはちょっと距離が遠いのですが、年越しではない普通の時にはどんな雰囲気なのだろうと興味を持ち、出かけてみました。
成田と言えば、海外出張をする際に使う成田空港しかイメージにありませんでしたが、そのお膝元である成田市自体は今までほとんど知らなかったので…
東京駅から在来線を乗り継ぎ。
空港へ行くよりちょっと手前、1時間半程度でJR成田駅に到着します。
駅に降り立つと、駅前からすぐお寺に向かう参道が整備されていて、案内図などなくても、人の流れでお寺への方向がひと目でわかります。
有名な寺社なら必ずある、お土産物屋さんの建ち並ぶ参道沿いを歩くこと約10分。
さすが何百万人もの参拝客を迎えるだけあって、それはそれは広い境内が迎えてくれます。
大本堂を囲むように、釈迦堂・額堂・光明堂・開山堂など多数のお堂が建ち並んでいます。
大本堂の隣には、小さな三重の塔もあります。
お正月シーズンでないふだんの境内は、参拝客も少なく閑散としていて、その広さが改めて実感できます。
お寺の境内のすぐ隣には、成田山公園があります。
紅葉が美しい絶景スポット。
広いお寺の境内をも上回る、広大な敷地。
中央の池を囲む形で、遊歩道が作られています。
人が集まるピークを外せば、じっくりと風景を楽しみながら、落ち着いた気分で散策することが出来ます。
ここも初詣シーズンには、人で賑わうのでしょうね…