さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

TV/ラジオ通信販売番組での「返品の条件」について思うこと

以前の記事でも、TV/ラジオショッピングについて触れたことがありました。

その時は、「値引きをアピールし過ぎなのでは?」という内容でした。

 

saewataru.hatenablog.com

 

今日は「返品」についてのお話です。

 

私は今のところ、Amazonをはじめとするオンラインショッピングはけっこう活用していますが、TV/ラジオ番組を通じたショッピングはしたことがありません。

Amazonで買うのも、お米やトイレットペーパー・入浴剤など、比較的価格が安くてかさばる日用品かつ消耗品ばかり。

従って、商品の「返品」について意識することはほとんどありませんでした。 

 

 

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TVショッピング番組を積極的に見ることはないのですが、休日の午後などゴロゴロしながら習慣的に付けているラジオも含めて、スポットでショッピングコーナーが必ず設けられています。
名産食料品に寝具・エアコン・家電製品、はたまた服飾品からジュエリーに至るまで、けっこう値段の張る商品も多く紹介されています。

 

プレゼンターのおしゃべりの最後には、連絡先フリーコール番号と共に、「お届け・返品についてもお気軽にご連絡下さい」のセリフが入ります。
それだけなら良いのですが、この時「返品については、未使用・未通電のものに限らせていただきます」との条件限定コメントが入ることがよくあります。

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ここで、実際にそのショッピング案内を利用したわけでもないのに、ちょっと考えてしまったのです。

返品を考えるシチュエーションと言えば、「実際に使ってみて」不具合に気づいた時ではないのか?と。

しかし、返品が利くのは「未使用・未通電」のモノ…

つまり、これだと返品は実質上ダメということになりますよね。

仮にOKだったとしても、返送の荷出し用に梱包し直したり業者に連絡したり…

想像しただけでも結構面倒くさいものです。

 

法律的に見ても、通信販売で購入した商品はクーリングオフの対象外、とあります。

お店に行かなくて済むショッピングは、確かに便利な方法であるとは思います。

しかし、特に高価な商品については、いくらプレゼンターが安値をアピールしていても、こうしたリスクをアタマに入れた上で慎重に検討しなければいけない、と改めて思いました。