驚異!「似ている」の範疇を超えている~歌声だけでなく見た目までソックリ~君島遼の歌マネ
以前、モノマネについてこんな記事を載せたことがありました。
モノマネですから「本人に似ていること」は大前提です。
しかし、このごろはそれだけではあまり面白みがなくなって、「お笑い」の要素が入っていないと芸として成り立たなくなってきています。
その観点ではコロッケが第一人者ではないか、というのが前回の結論でした。
ところが、最近(もっとも私が気がついたのが最近で、実際はもっと前から知られていたのかもしれません)若手でスゴいモノマネ(歌マネ)芸人を発見しました。
その名は、君島遼。
たいていの歌マネは、ものすごく似ているけれどレパートリーは特定の1人か2人だけ、というパターンが多いです。
まぁ普通に考えれば、それだけでも素晴らしいとは思いますが、芸としてはいずれ飽きられてしまいます。
また「ご本家」の人気や知名度が落ちてくれば、モノマネする側も運命共同体になってしまうリスクを抱えています。
しかし君島遼の歌マネは、単に「似ている」のレベルを超えて、恐ろしいほどに「本人そのもの」あるいは「本人以上」なのです。
一番の特徴は、男性でありながら女性の歌マネが出来ること。
声の高さ・声帯の構造が根本的に違うはずなのに、まったく自然に歌っているのです。
また、同じ女性でも全然タイプの違う歌手をレパートリーとしていること。
彼の歌を最初に知ったのは小林幸子のマネでしたが、もともと顔立ちが似ていることもあるのかもしれませんが、メイク効果もあってか、なんと目を疑うほど見た目までそっくり!
最初に添付の画像の「10曲メドレー」では、藤圭子・水前寺清子・美空ひばり・小林幸子・都はるみ・ちあきなおみ・八代亜紀…どう見ても共通項が見えてこない女性歌手たちを、これでもかと巧みに歌い分けています。
目を開けて見ていても、本人ではないかと間違えてしまうほどです。
間に一人だけ入っている男性の歌マネ・氷川きよしも、オドロキのそっくりぶりです。
これまでの歌マネ芸人は何だったのだろう?と思ってしまいます。
これだけの持ちネタとクォリティーがあれば、ひとりで何十人分のステージをこなせるわけで、この先一生「営業」で生き残っていけそうです。