さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

【懐かしい歌No.11】「Remember Me」TUBE

1985年に「ベストセラー・サマー」でデビュー。

翌86年3作目のシングル「シーズン・イン・ザ・サン」のヒットで、一躍「夏と言えば…」の代名詞となった4人組バンド・TUBE(チューブ)。

 

以降も「SUMMER DREAM」「SUMMER CITY」「あー夏休み」「夏を待ちきれなくて」「ゆずれない夏」など、ストレートに「夏」をタイトルにしたヒット曲を量産してきました。

 

いずれも、夏らしい明るく軽快な曲でしたが、そんな中私が「隠れた名曲」として今でも大切にしているのが、デビューから4年目の1988年「冬」12月、初めてのバラードナンバーとして発表された、この「Remember Me」です。

 

ヴォーカル・前田亘輝の太いハイトーンボイスの魅力が存分に生かされた楽曲構成になっています。

別れのシーンを切々と語る前半Aメロの繰り返しから徐々に盛り上がり、サビではタイトルフレーズの「Remember me~」と「I hope to see~」が韻を踏みながらロングトーンで繰り返され、一気に燃え上がっていく…

恋の終わりを語る歌詞の世界が、なぜかこの季節にしっくりきます。

 

現在カラオケ愛唱歌の中で、最もエネルギーを消費する歌のトップ3に入る、しかし歌わずにはいられない、そんな作品です。

 


TUBE Remember Me