さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

「女優」とは普通に呼ぶが、その反対は?

TV・映画や舞台に出てお芝居をする人。

女性であれば、普通「女優」と呼びます。

なのに、男性の場合は「俳優」と呼ぶ…

「男優」ではないんですね。

細かい話ですが、ちょっと不思議でした。

 

理由はもちろん想像がつきます。

「男優」の語感は、AV業界の出演者を指す呼び名である、と世間に認知されているせいでしょう。

例外として、映画の賞では「日本アカデミー賞主演男優賞」のように、「女優」と対比した呼び名が定着していますが、それ以外で一般にお目にかかることはほとんどありません。

 

よく男性の「俳優さん」(!)が自己紹介する時、「役者」という言葉を使うのをよく耳にします。

(勝手な思い込みかもしれませんが、女性で見かけることは少ないような…)

「俳優」「女優」の優は「優れた」の意味を持ちますから、一種の謙遜の意味で「オレ、役者ですから…」的に呼んでいる面があるのか。

反対に、「芝居をやっている者」のプライドを持って、「オレは役者だ!」と言っているようにも感じることがあります。

 

私は年に1,2本しかドラマを見ていません。

ろくな演技力がついていないにもかかわらず、目先の人気や話題だけで主役を張らせる企画構成がどうにも好きになれないので、そんなドラマに3か月も続けて付き合っていられないのです。

ですから、現在書いている「歌シリーズ」と同列に、個々の「役者さん」について詳しく語ることはできませんが、それでもバラエティー番組を通じて顔だけはよく見るので、普通よりは芸能界には詳しいかと思います。

気になる「役者さん」が現われたら、改めて触れたいと考えています。