さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

「~って言うか…」を連発する人

人と対話する時のあいづちの打ち方には、それぞれの個性が出ます。

ひたすら「うん、うん」と黙って聞いてくれる人もいれば、「それはよかったね」と言葉をはさみながら共感してくれる人、「そうなんだぁ。それで?」と先を促してくれる人…

どういう形であれ、「ねぇねぇ、聞いて聞いて!」と自分の話ばかりしようとするのではなく、相手の話に誠実に耳を傾けてくれる「聞き上手」な人は、みんなから好印象を持たれる、そう感じています。

自分もそうありたい、とは思っているのですが、気が付くとついつい自分ばかりしゃべっていたりして…。

特にお酒が入ると口数が多くなってしまうクセがありまして。

あとから反省!です。

 

その中でいつも気になっているのが、タイトルに挙げたフレーズ。

正確に文字に起こせば「~って言うか…」になるのですが、会話ではたいてい省略形「~っつぅかぁ~」的になります。

これを頻発する人を、時々見かけます。

 

本人は通常のあいづちとしてほとんど無意識に使っている、いわばひとつのクセのようなものなのでしょうが、この言葉、実は相手の話を聞かずに(けっこう頭ごなしに)否定して、話を自分の持論の方に引っ張り込んでいく、そんなインパクトを持っているような気がします。

悪気はない反応なのだと思おうとしても、話していてこれが出てくると、それまでの会話のペースが乱されるような気がして、言われた方としてはあまり気分のよいものではありません。

考えすぎでしょうか?