さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

「マジ」「ガチ」「カワイイ」「ムリ」

「ヤバい」のほかにも近年大流行(一時的な「流行」ではなく「完全定着」?)していると感じるのが、タイトルに挙げた4語です。

 

「マジ」あるいは「マジで」。

「非常に」「本当に」「心から」を言いたい時の、簡潔かつ非常に便利な表現。

「マジ?マジ?マジ?…」と連発されること多々あり。

 

「ガチ」「ガチで」。

これも「真実の」「真剣な」の際の強調語ですが、使用頻度は「マジ」の何分の1程度?

 

もちろん親しい間柄では大いにOKでしょうし、時と場合をわきまえてさえいれば円滑なコミュニケーションにつながることも理解しています。

 

そして、「時と場合」以前につくづく感じるのが、「カワイイ」の氾濫です。

その逆?のニュアンスなのが「ムリムリムリ~!」連発現象。

アタマに「待って待って待って!」が付くケース、これも多々あり。

 

これは女性の「専売特許用語」(?)で、男性が多用している場面にあまり出くわしたことがありませんが、どうなんでしょうか?

 

私にももちろん「可愛い」と思う感情はあります。

赤ちゃんやペットをカワイイと言うのは、大いにアリなことはわかります。

それが、服や装飾品、食べ物、モノ全般、なんでもかんでも「カワイイ」のひと言で片づけてしまう…

ネガティブな場合は「ムリムリムリ~!」。

 

形容詞はもっと多彩で奥深く、さまざまな言い方があるものだと思うだけに、そこがなんだか残念に思えてきます。