さえわたる 音楽・エンタメ日記

オリジナル作品紹介、歌の解説、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、エンタメニュース、旅行記などについて綴っています

エンタメニュース

ワールドカップはサッカーだけと思っていたら…。各スポーツ中継は「最優先」扱い?

自分だけの感覚でしょうか? かつて「ワールドカップ」といえば、オリンピックの合間にやはり4年ごとに開催されるサッカーの世界大会のことでした。 しかし、昨年秋。 それまで日本ではあまりメジャーなスポーツとは言えなかったラグビーのワールドカップが…

日本一有名な予備校講師。あんなにテレビに出てるのに本業もやっているってスゴ過ぎ?~林修センセイ

いまやどの曜日、どのチャンネルを見ても、この人の顔を見ない日はないとまで思える、超売れっ子の「テレビタレント」、 林修センセイ。 本業は、言うまでもなく予備校「東進ハイスクール」の現代文講師です。 彼がテレビ上で最初に認知されたのは、やはり東…

バラエティー番組「イニシャルトーク」「ピー音トーク」はストレスがたまるばかりで、制作サイドの悪意を感じる

「近頃のバラエティー番組は…!」と文句を言いながら、結局テレビから離れられない情けない私です。 この「TVに思うこと」カテゴリーの過去記事で、民放各社がなんとかCMを視聴者に見せつけよう、ザッピングを避けさせようと涙ぐましい(?)努力をして…

使い勝手の良い?メッセージ「温かく見守っていただけますと幸いです」

テレビで、タレントの「記者会見」の光景を目にすることがあります。 この時アナウンサーによって報じられるのが、 「初めて、オオヤケの場で心境を明かしました」 的なナレーション。 「公の場」とは、何なのでしょう? 報道する側の記者が集まっていれば、…

「カラオケ100点番組」に思う。マシンが評価した100点の歌は、本当に「心に響く」のか?

最近テレビで、一般人が歌唱力を競う「カラオケバトル」的番組が増えています。 NHKの「のど自慢」とは異なり、真に「歌の上手さ」を争う内容と見受けられます。 出演をきっかけに、プロデビューする人間が現れることもあります。 その意味では、新しいオ…

人と同じでないと「流行遅れ・外れ」で不安なのか?

人間誰しも、なにがしかのコンプレックスがあります。 端から見れば全然気にならないことであっても、本人にしてみれば「あの人のようになれたら…」との憧れを抱いていたりするものです。 テレビやSNSで、いま「来ている!」とされるファッション情報が発…

「あれから40年」でブレイク後18年~綾小路きみまろの偉大さ

このブログでは、歌い手は取り上げるけれど、芸人については書かないつもりでいました。 バラエティーをよく見ることもあり、出演している芸人にも自然に詳しくなります。 しかし、あまりに数が多過ぎ、浮き沈みが激し過ぎて(特にコンビ芸人)、個別に語り…

TV/ラジオ通信販売番組での「返品の条件」について思うこと

以前の記事でも、TV/ラジオショッピングについて触れたことがありました。 その時は、「値引きをアピールし過ぎなのでは?」という内容でした。 saewataru.hatenablog.com 今日は「返品」についてのお話です。 私は今のところ、Amazonをはじめとするオン…

驚異!「似ている」の範疇を超えている~歌声だけでなく見た目までソックリ~君島遼の歌マネ

以前、モノマネについてこんな記事を載せたことがありました。 saewataru.hatenablog.com モノマネですから「本人に似ていること」は大前提です。 しかし、このごろはそれだけではあまり面白みがなくなって、「お笑い」の要素が入っていないと芸として成り立…

「おじいちゃんおばあちゃん」呼ばわりは失礼。そこで考え出されたのが

昨日の記事がなぜか「はてなブックマーク」の新着記事にエントリーされ、そのせいか平日なのにアクセス数が私としてはとんでもないことになりました。 日ごろ顔なじみでない方からも、たくさんブックマークをいただきました。 前回9月末にも同様の事態が。 …

固有名詞が見えてこない「高官」「関係者」「情報通」のメディア発言は、本当に信用できるのか

お堅い政治ニュースでは、 「政府高官の話では」 「政府関係筋によれば」 「党関係者によれば」 といった呼び方をよく耳にします。 この「高官」「関係筋」「関係者」って、具体的にいったい誰なのでしょう? ちゃんと言葉の定義、ランク分け(当てはめ)が…

ぼかし(モザイク)を入れても隠し切れないことがある

映像におけるモザイク処理は、なにもアダルト関係に限ったことではありません。 通常のTV放送でも、ごく日常的に使用されています。 最も一般的なのが、スポンサーに対する配慮でしょう。 映像の中にスポンサーのライバル企業の名称や商品が入り込んでしま…

ネガティブに語られがちな「一発屋」(芸人・歌手)だが、実に偉大だと思う

「一発屋」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか? おそらく大半は「線香花火のように一瞬だけ輝いて、そのあとは落ちて(消えて)しまう存在」かと思います。 お笑いの世界では毎年のように、文字通り「一発ギャグ」を武器にしてメディアに露出す…

ニュースと言えばNHKの「盤石感」。ただし、ちょっと気になる言い回しも

「ニュースを含め、情報はすべてネットでOK」 「テレビなんて見る必要がない」 そんな世の中になりつつあるようですが、実際に家にテレビが「ない」人の割合はどのくらいなのでしょう? 全世帯の8%。 20代に限ると14%という調査結果がありました。 …

「えぇ!ウソ―!」コメントと「VTR巻き戻し」がなければ、1時間のバラエティー番組は15分で足りる

おととい、生放送のタイムチェックは大変だが、収録番組は拘束時間が長くて、別の意味で大変、という話をしました。saewataru.hatenablog.com しかし、収録に数時間もの時間をかけて、それを1時間に「凝縮」しているはずの番組(特にバラエティー番組)を視…

「天然キャラ」は、おバカを「演じている」かどうかそうでないか、言動で伝わる

バラエティー番組中、ゲストがMCから何等かの質問を受けて、「え~!そうなの? わかりません。知りませ~ん。」を連発する場面によく出くわします。 「そんなこと、ふだんニュースを見ていれば、学校でちゃんと勉強していれば、常識だろ?!」と思ってい…

バラエティー番組の「エンドロール」が超スピードな件

1年に数えるほどですが、映画館に出かけることがあります。 短い時間ながら、あの暗闇の中でささやかな非日常を味わえるのは、かけがえのないひとときです。 エンディングのあと、キャストやスタッフ名、ロケ協力地などが延々と紹介されるエンドロールが終…

「若くない女性」と「男性」はカヤの外なのか?

タイトルの付け方に問題アリな点はごめんなさい。 いわゆる「情報番組」では、グルメやファッションの話題を取り上げるのがお決まりになっています。 仮に制作側に意図を尋ねたとしたら、「視聴者のニーズがあるから」と答えが返ってくるかもしれません。 し…

平日の昼間。TVもいいがラジオの生放送がいい!

平日の昼間のTVは、たいてい「のどか」な番組構成です。 一般には、みな働いていたり学校に行ったりしている。 日常生活上、TVにくぎ付けにはなりにくい時間帯です。 民放は、早朝からやっている情報番組の続きで、同じニュースネタを違う出演者が取り上…

入浴リポートでの「撮影のためバスタオルを着用しています」について

旅番組。 行き先は数あれど、個人的には旅の最大の目的であろうと思われる「観光(風景を愛でる)」より先行していると思われるのが「温泉&グルメ」です。 以前「なぜこんなにもグルメ・グルメなのか?」とぼやいたことがありましたが、今回は温泉リポート…

「諸説あります」とまで断りを入れないといけないのか?

以前、CMに関して、 「CM上の演出です」 「イメージです」 といった字幕が頻発するようになったことに触れました。 誇大広告はいかがなものかと思いますが、CGを駆使して商品の特徴を最大限アピールする手法は、現代ではごく一般的なこと。 「あくまで…

テレビショッピング番組で語られる「価格設定」。値下げがアピールポイントだが、では元々の価格とは?

専門のチャンネルが存在するほど、TVショッピング=通販番組は多種多様にわたっています。 加えて、スポットCMもあります。 それだけ視聴者・ユーザーが多い証拠でしょう。 よく聴くラジオでも、「ラジオショッピング」コーナーは、必ずと言って良いほど…

「女優」とは普通に呼ぶが、その反対は?

TV・映画や舞台に出てお芝居をする人。 女性であれば、普通「女優」と呼びます。 なのに、男性の場合は「俳優」と呼ぶ… 「男優」ではないんですね。 細かい話ですが、ちょっと不思議でした。 理由はもちろん想像がつきます。 「男優」の語感は、AV業界の…

アイドルの「転身」による生き残り~「タレント」という進路

「はやり歌とともに」カテゴリーで、70年代からのアイドルブームを彩ったたくさんの名前を挙げてきました。 デビュー後どんなに大ヒットを連発したスーパーアイドルであっても、トップの座を維持できるのは長くて5年程度。 それ以上同じスタイルでヒット…

赤ちゃんや動物の登場するCMは、単に可愛いだけでなく…

「番組企画に困ったら、赤ちゃんと動物を使っておけば間違いない!」 ギョーカイ関係の知り合いから以前聞いた話です。 確かに、赤ちゃんはニンゲンでも動物でも文句なしに可愛い! 見ていてほっこりする人がほとんどだと思います。 実際、かつては長寿番組…

出演者紹介「〇〇です」~「です」ばかり強くて肝心の名前が聞き取れない

TV番組で、冒頭MCが出演者を紹介する、あるいはゲストが自己紹介するコーナーがあります。 この時、(偏見かもしれませんが)特に若手の女性タレントでよく見られるのが、自己紹介に当たり、自分の可愛らしさをアピースするねらいからか(あるいは無意識…

「芸人」という言葉は、いつからこんなに定着したのか?

バラエティー番組には「お笑い」が不可欠です。 それを担当する人間の呼び名として、TV界では「芸人」の言葉が完全に定着しています。 歌手・アイドル・俳優・女優等と同列に「芸人」の立ち位置があるようにも思えます。 現在「芸人」が大きな話題になって…

なぜ「容疑者」ではないのか?

ここのところ、高齢者ドライバーによる交通事故がメディアに大きく取り上げられています。 突如始まった問題ではないのでしょうが、高齢化社会の世の中で高齢者によって尊い命が奪われる痛ましいケースが多いので、注目されているのでしょう。 そんな中、少…

モノマネ受難時代

漫才やコントと一緒にして良いのかよくわかりませんが、お笑いの枠の中で「モノマネ」はひとつのカテゴリーとして存在し続けています。 今ではほとんど聞かれることがなくなりましたが、かつては「声帯模写」といって、人の声や動物の鳴き声を誇張なく真似る…

アメリカ人はみんな感動屋?

日常的にTVをつけていると、否応なくCMと「ご対面」することになります。 見ていて楽しいモノもあり(また民放の経営上不可欠なものでもありますから)、「CMのないNHKしか見ない」なんてことは全くなく、以前もこのコラムで触れたように、けっこう…